中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

5月末に学力テストを実施します。

2022-05-13 17:13:00 | 日記
現在中間試験対策を実施しています。生徒たちには中間試験が終わり次第、学力テストを実施すると予告しています。それを聞いた生徒たちの反応は、なんとも言い難い表情をしていました。学力テストでは現在の自分の偏差値がわかり、また志望校合格の可能性についても分かるようになっています。
学校の試験では決められた範囲をいかに反復して理解し、定着させるかがポイントになっていると思います。一方、学力テストは範囲はこれまでに学習した内容すべてが試験範囲です。内容が変われば勉強の仕方も変わってきます。範囲の広い学力テストで得点を取るには、これまでに学習し身につけた内容を忘れてしまわないように一定の期間を空けて反復する必要があります。そうして繰り返していくことでなかなか忘れにくい分野を増やすことが得意分野を増やすことにつながります。これが受験の結果を左右する実力につながっていくのです。学力テストを行うことで分かっているつもり、覚えているつもりの分野が本当に大丈夫なのかどうかを知ることにもつながります。弱点があればその都度対策し、弱点分野を減らしていけばいいのです。
私はよく、「間違えた問題、分からなかった問題こそ宝物である。」と生徒たち、それから大人の資格試験対策講座の際にお話しています。間違えた問題を減らすことがそのまま得点力アップにつながるからです。
今日も試験勉強と通常授業のために生徒たちがやってきています。明日も試験対策のために塾は開いています。私も頑張ります。

日本民間教育大賞民間教育最高功労賞

2022-05-12 19:34:07 | 日記
本日、封筒が届きました。日本民間教育大賞民間教育最高功労賞という賞を、創研塾の会長がいただけることになったそうです。(個人情報等を考慮し、一部を塗りつぶしてあります。)学習塾団体の理事及び役員として長年の実績を評価していただいたようです。
この授賞式には私が代理で伺って、賞をいただいてくる予定でいますが、同じ日に他のイベントが重なっており、調整に難航しているところです。
色々な方とお話していると、コロナ禍でのまん延防止等重点措置が解除されたことにより、これまで開催できなかったイベントが一気に行われるようになったように思います。そうすると今回のように重複が多く起こり、参加が難しいケースがこれからますます増えていくように思います。しばらくはスケジュール調整に難航することが多くなりそうです。


打ち合わせの最中にも…

2022-05-11 18:52:58 | 日記
今日は行政機関と共催するイベントの打ち合わせのため八王子へ行ってきました。打ち合わせの最中にも他のイベントについて電話の着信があり、打ち合わせ終了後に会場の下見に行くとまた他のイベントについての電話やLineが入り、なかなか慌ただしい一日でした。ところがこれで終わらず、塾に戻ってからはまた他のイベントについての連絡が入りました。数えてみると私が関係するイベントが5つ同時並行で進んでいます。だんだん訳が分からなくなりそうですが、うまく整理してやっていこうと思います。
蔓延防止法が解除されたことを受けてでしょうか、5月に入って一気に様々なイベントが行われているように思います。ところが連休終盤からまたコロナの新規感染者が増えていると報道されています。バランスが難しいですね。
今日も中間試験対策と平常授業を行っています。高校生たちもそろそろ試験勉強を始める時期に入り、早い生徒は夕方から来て勉強を始めています。私立中学に通う生徒も中間試験対策を始めます。塾としてはできるだけ各学校の試験日程を揃えてほしいものですが、こればっかりは仕方ないですね。工夫しながらそれぞれの生徒たちが頑張れる環境作りに励んでいきます。

じゅくじ…じゅくご…じゅくじく…熟女!?

2022-05-10 14:55:04 | 日記
昨日、試験対策に来た生徒全員にそれぞれ今回の試験範囲で心配な個所や説明をしてほしい箇所が無いか聞いて回りました。中3は今回漢文が範囲に入り、レ点について解説してほしいとのリクエストがありました。そこでホワイトボードに□をたくさん書き、レ点や一二点などを付けた問題を即席で作って説明し、読む順番を確認しました。直後に行ったテストではここが不安と言っていた生徒も一問のミスを除きすべて正解し、とてもうれしそうにしていました。
その生徒に他に心配な個所は無いか聞くと、「あと、先生…漢字の…じゅくじ…じゅくご…じゅくじく…熟女!?」ととんでもない質問(?)をしてきたので思わずお互いにそして周囲にいる生徒も巻き込んで笑ってしまいました。どうやら熟字訓について知りたかったようです。
中学1年の生徒は、英語で単語の読み方を確認していた際にwriteの読み方を忘れてしまい、「そうだ、ワリトだ!」と元気よく答えてくれ、お茶を飲もうとしていた私は思わず吹き出しそうになりました。
こんなやり取りをしながら、一人一人が何にどんな方法で取り組み、どこに問題を抱えているのかを把握するようにしています。分からない箇所があれば解説し、演習問題を手渡し、さらにできるようになったのかどうかまで確認することが試験対策期間の仕事です。そして数日後、再び類似問題を提示してできるようになっているかどうかをはかるのです。学校や学年ごとに試験範囲は異なりますから、私はiPadとパソコンに試験範囲を取り込み、すぐに確認できるようにしています。
今夜も試験が終わった生徒とこれから試験が始まる生徒がおり、それぞれに対応するために大忙しになりそうです。

英語の授業を受けて、これで心配なくなりました!

2022-05-09 15:13:20 | 日記
昨日は中学1年生たちのリクエストを受け、英語の授業を行いました。中学1年生の最初の単元でBe動詞と一般動詞に加えcanまで同時に扱われているため、生徒たちはとても混乱していたようです。
英語の主語と動詞が日本語の主語と述語であること、語順が異なることから始め、Be動詞は(今のところ)「~です。」の意味であること、一般動詞はそれ以外のすべての動詞であることなど、本当に最初のところから復習を始め、くり返し説明しました。そばで聞いていた中学2年生が「去年、私たちもこうやって説明してもらっていたんですね。それでも夏ごろにはまた忘れてしまってまた教えてもらっていましたよね。今聞くとなんでもないことなのに、当時はすぐ忘れてしまっていました。」と懐かしがっていました。
実際、午前中にBe動詞と一般動詞を扱い、午後にcanを扱ったところ、午後にはBe動詞と一般動詞が混ざり始めていました。そこで昨日は日曜日でしたが宿題を普段よりも多めに出し、家で頑張ってくるように伝えました。今日また確認するつもりですが、こればかりは繰り返し演習と解説を行う必要があると思っています。
ある程度経験を積んでくると、生徒たちが躓くポイントが分かってきます。そこを先回りして教えること、どういう間違いが多くてどこに気を付けたらいいのかを教えること、これらを考慮して授業を進めることを心がけると理解度と定着度が上がります。「英語が心配です。」と言っていた生徒も、「これで英語の心配がなくなりました。」と言ってくれました。あとはこちらで繰り返してあげることで習熟度が上がってきます。こちらの腕の見せ所です。