「ナチスが降伏した「VEデー(欧州勝利の日)」は45年5月8日。75年後の今日は本来、自由の勝利を再認識する日である。その欧州は今、新型コロナウイルスとの闘いの渦中にある。犠牲者数は膨れ上がって企業は活動を休止。街頭パレードなどの大規模行事はキャンセルされた。静かでもの悲しい記念日である。
実はあのフレーズの前には休符がある。「 ダダダダ~ン」に近い。ベートーベンは楽団が全力で動き出す前に、一瞬の静寂を作った。今回の休止も、社会が活力を取り戻すための休止と考えたい。交響曲第5番はベートーベンの難聴が重くなってからの作品だ。彼は晩年、友への手紙にこう書いた。「最善なのは、苦悩を突き抜けて歓喜に至る事でしょう。」この先にきっと戦勝、敗戦の別なく世界が高々と「V」を掲げる日が来るはずだ。」5/8付け毎日新聞朝刊金言「大作曲家のV字回復」より
「苦悩を突き抜けて歓喜に至る」は病院の壁にも掲げられる金言ですが、この休止期間中に「 ダダダダ~ン」を聴きなおして、苦悩を突き抜けて歓喜に至る日を待ちたいと思います。
HIT(4.2kW)の発電データ
5月7日(木)晴れ
太陽光発電量 27.5kWh
EF発電量(発電優先)5.8kWh
W発電量 33.3kWh
売電量 26.4kWh
買電量 0.8kWh
W発電自給率 426.9%
W発電設備利用率 28.3%
日照時間 10.3h
連系以来 3920日(10年268日)
運転モードを日照時間の多い日は昼間5時間停止の予約運転に、日照時間の少ない日はおまかせ(発電優先)にする事で経過を見る。