徒然なるままに

特にどのジャンルと決めずに書いていきます。

疾走 重松清

2020-12-29 20:11:00 | 読書
ラスト2つ
この本は結構心に残ったと言うか、グッサリきた本でした。




重松清さんの疾走。
重松清さんのお得意の未成年の話なんですが、この本救いがあまりないです。
地方で育った主人公。転校生の女の子も含めて進む物語。人の命や大人の欲に振り回されてしまう主人公。きっといつかは救いがあると思って読んでいきましたが、最後まで救いはなかった。😂でも、最後は電車内で涙ぐむぐらい良かったです。

おすすめ度★★★★
読むと暗くなる本ですが、読んだ後の嫌な感じはなかったかなぁ。面白くてかなり良いペースで読みました。
評価分かれそうな本です。


オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎

2020-12-29 19:50:00 | 読書
久しぶりの更新。あと三作。今日中に終わらせたいな。




伊坂幸太郎さんのデビュー作だったはず。オーデュボンの祈り。
コンビニ強盗に入った主人公がたどり着いた先は仙台沖の小さな島。そこには未来が見えるカカシがいたが、ある日カカシは殺されてしまいます。なぜ未来が見えるカカシは死んでしまったのか?そしてコンビニ強盗となっている主人公を追ってくる残忍な警察官とそこに目をつけられた元カノの運命は?と言った話です。
伊坂幸太郎ワールドはあまり合わない僕ですが、デビュー作ではそこまでワールド炸裂ではなかったので伊坂幸太郎さんの作品の中では結構好きな本です。

おすすめ度★★★★
伊坂幸太郎ワールドは合わないと言いながらも読んじゃうんですよね。😂その中でもこの本はおすすめです。