先日、地形図「八ヶ岳」図幅を見る機会があったので、懐かしくなって、ついでに「蓼科山」図幅を見ていたら、地図の裏側に北八ヶ岳「しらびそ小屋」のスタンプを発見しました。
なんと懐かしい!
これは1980年3月、1浪の末に滑り止めの私立大学に合格した記念に、同じ浪人仲間の山岳部OBと、佐久側から北八ヶ岳の天狗岳に登った時に押したもの。
この時の山行は、季節はずれの雨に祟られて消耗してしまい、テントを張る元気もなくして「しらびそ小屋」にお世話になったのでした。
「その時の経緯」 は以前このブログにも書いた。
あ、上記リンク先よりも前に 「春の雪」 と題して書いているのを見つけました。
緊急避難的な状況だったとはいえ、小屋のオヤジさんには迷惑をお掛けしたのだけれど、オヤジさんはぼくたちに酒をご馳走してくれて、楽しい一夜を過ごすことが出来たのでした。
翌日はいい天気になったけど、中山峠までのラッセルが想定外で辛かったなぁ…
でも、そのお蔭で、天狗岳の頂上は二人の貸し切りだった。
左(もしくは上):東天狗頂上(背景は西天狗) 右(もしくは下):西天狗頂上(背景は東天狗)
それにしても若いなあ。
もう40年も前だもんなあ・・・
ところで、肝腎のスタンプなのだが、じつはそんなものを押した記憶がない・・・
ぼくにはそうした趣味はなかった筈。
よほどこの時の小屋泊まりが楽しかったのだろう、とは今になっての推測です。
見出し画像は、逆さになっているスタンプがあったり、見づらいので、ひとつひとつの写真をば。
八ヶ岳連山のしらびそ小屋に3月の雪の中を登られたのですか。雪で道が見えるのか・・。
ここは野鳥観察地なので、以前に7月後半に死ぬ思いで上りました。なんでここにロープウエイがないのかと恨みました。
ここに3月に行って、雪を見るのでしょうか。素人には・・?
今でも、確か白駒池からも行けるので、こちらの方が上りが少ないと、楽することを考えています。
そこから上も普段であれば踏み跡があるのですが、この時は前夜にかなりの降雪があったので、中山峠までの急登を雪をかきわけて(ラッセルして)登る状況でした。
最後は雪庇(せっぴ)を切り崩して中山峠に登り着きました。
3月でこのような状況はとても珍しいと思います。