仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【甲子園ボウル】 立命館19-8法政

2008-12-21 16:12:48 | Sports
アメリカンフットボールの學生日本一を決める甲子園ボウル。
昨年に引續き甲子園球場が改修工事中につき、長居スタジアムで行なはれた。

第2Qの半ばまでは、立命の一方的なゲームで、立命が16-0と法政をリード。
この時點では立命が30點ほど取るのではないかとさへ思はれた。
法政は第2Q後半にパントブロックからTDを決め、2ポイントコンバージョンで8點。
第3Qからはお互ひのディフェンスが頑張り、ともに無得點。
ただ、モメンタムは法政。
どちらが先に追加點を取るかで試合は決ると思つた。
第4Qの後半に入つて、久しぶりに立命のオフェンスが進み、FGを決めて3點追加。
19-8として、そのまま試合終了。

法政にとつて殘念だつたのは、試合開始からのかたさ。
各選手それぞれが緊張してゐたのか、動きが鈍かつた。
また、パスを3囘インターセプトされたのが痛かつた。
立命の立場からすれば、#12今西が前半に2つのインターセプトをしてくれたお蔭で得點に結びつけることが出來た。
第4QのFGにしても、きつかけとなつたのはインターセプト。
けふの立命はディフェンスチームのお蔭で勝てたと云つても良いだらう。

法政は1000ヤードラッシャーの原を活かせなかつた。
立命ディフェンスが原を走らせなかつたのが大きい。
かたや法政のディフェンスは、立命の松森を走らせなかつたし、じつに俊敏でアグレッシヴなディフェンスを見せてくれた。
オフェンスの華やかなプレーは見られなかつたが、それでもディフェンスの素晴らしいプレーのお蔭で見應へのある試合だつた。

かういふゲームを觀ると、「アスリート」の存在が羨ましくなる。
京都大學も入學試驗免除で選手をリクルートできたらいいのになあ・・・


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2008.12.14 ~ 2008.12.20 の... | トップ | M-1グランプリ決勝 優勝はNO... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿