【仕事搜し】 さらば、アゴヒゲよ

「さらば、アゴヒゲよ」

『さらばラバウルよ』でも、『宇宙戰艦ヤマト』でも、どちらのメロディでもよい。

とにかくアゴヒゲを剃つた。


以前、私の友人が、私の顏をしげしげと見て云つた。
「おまへ、ヒゲ剃らないのか？」
就職活動をするのに、ヒゲは不利だらうといふ意味だ。

「人間、中身で勝負だ」
そんな意味のことを返したと思ふ。


私の云つたことは正しい。
いまでも私はさう思つてゐる。
しかし、人間の第１印象は最初の１分で決るといふ説もある。
また、その第１印象を決めるのは、見た目が５５％だといふ説もある。
で、私は１５日に面接がある。

「就職が決つて、髮を切つてきた時、もう若くないさと、君にいいわけしたね」
なんて歌詞もある。
とにかく、面接は見た目が大事なのだ。

いま、氣がついたけど、この『いちご白書をもう一度』の歌詞、をかしくないか？
就職が決つて髮を切つたといふことは、面接の時には髮をまだ伸ばしてゐたといふことぢやないか。
そんなことがあり得るのだらうか？
それなら、私だつて、アゴヒゲ剃らないぞ！



といふわけで、これが「Before」




こちらが、「After」




上はプロが撮つた寫眞で、下は私がコンデジで自分撮りした寫眞。
寫眞の質がこれほどまでに違ふとは、さすがにプロはたいしたものだ。


アゴヒゲを剃つた所爲なのか、それとも寫眞の所爲なのかわからないが、顏の輪廓すら違つて見える。
撮つた日は２０日しか違つてゐないので、さほど痩せたわけでもない。
不思議なものだ。


アゴヒゲを剃ると、今度は妙に口ヒゲが目立つ。
これも剃つたはうが良いのだらうが、剃るとまつたく「毛」がなくなつてしまふ。
まるでユデタマゴのやうになつてしまふのではないか。
それが心配だ。

ちなみに履歴書用の寫眞は、上の「Before」のはう。
さすがに寫眞まで撮り直す氣にはなれないでゐる。
金もかかるし、撮りにいくの面倒だし・・・