【昔の手帳から】 ５月３日 （80年：金澤、81年：芦生、83年：白山登頂）

【１９８０年】（１囘生）

イチハラの下宿 泊


白山に登るために、この前日に金澤入りし、イチハラの下宿に泊めて貰つた。
イチハラはＣ高山岳部の同期で、前年に金澤大醫學部に入學してゐた。




【１９８１年】（２囘生）

芦生出發 釣り （with オオノさん、マツモトさん）


芦生の京大演習林（原生林） へ釣りに出かけた。
オオノさんは學生アパートの隣人で産大の７囘生、マツモトさんはオオノさんの友人。
マツモトさんは車で、私とオオノさんは單車。
鞍馬から花背峠、佐々里峠を經て、演習林の入口まで２時間弱。
そこからトロッコ道を歩いて、澤が廣くなつたあたりでテントを張つた。
釣つた魚を焚き火で燒いて食べるつもり。




【１９８３年】（４囘生）

別當出合－殿ヶ池避難小屋－室堂－白山頂上－室堂－殿ヶ池避難小屋
快晴


１９８０年５月に白山登頂を目指したが、バテてしまひ途中で引き返したので、今囘はそのリベンジ。
同行者はＣ高山岳部同期で金澤在住のイチハラ。
ルートは前囘の 「砂防新道」 ではなく、その北の尾根を登る 「越前禪定道」 。

頂上直下の 室堂 あたりは、殘雪で眞つ白。
快晴だつたので、サングラスをかけてゐても眩しいほどで、顏は雪燒けで逆さパンダ状態になつた。
殿ヶ池避難小屋 は無人小屋で、我々２人の貸切状態。
快適なことこの上なし。