『ローマの休日』を観た。
ぼくの一番好きな映画。もう何回観たかわからない。
最初に観たのは子供の頃、たぶん小学生だったと思う。
それ以来、いつもサンタンジェロ城のダンスパーティから帰る別れのシーンでは涙が出てしまう。
64歳の今、アン王女の気持ちに寄り添って観ていた。
ラストシーンでジョー・ブラッドリーの姿を見つけたとき、アン王女は何を思っただろう。あの楽しかった一日が特ダネのためだったのかと疑っただろうか。だからこそ、一人一人の信義を信じると云ったのか。
でもジョーが王女の願いはかなうと云うのを聞いて、王女は楽しかった一日が真実であったことにほっとしたことだろう。
オードリー・ヘップバーンが可愛くてたまらん。
髪型が4通りあったけど、ぼくは髪を切った最初の髪型、前髪がまっすぐの髪型が好きだ。
可愛い王女さまが髪型とともに大人っぽくなっていくのも、いい。
大使館に帰って、大使やお付きの人々に、自分の責務を理解しているからこそ帰って来たのだという王女。
ローマの休日、たった一日の休日で、アン王女は大人になった。
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