【2010 FIFA ワールドカップ】 ● カメルーン １ - ２ デンマーク

デンマークがカメルーンに逆點勝ち。
これで、カメルーンの豫選敗退が決り、同時にオランダの決勝進出が決つた。
殘りひとつの枠を、日本とデンマークが爭ふことになつた。
日本は得失點差０、デンマークは－１なので、日本は引き分け以上で決勝進出となる。


カメルーンは日本戰のときとはまるで違ふチームだつた。
運動量が多いし、パス廻しが速い。
よくこんなチームに勝つたものだとしみじみ思ふ。

一方、デンマークは守りが堅く、カウンターが鋭い。
特にロンメダールのスピードは素晴らしい。
果して日本はこのスピードに對抗できるか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カメルーンがキックオフ前に長いこと円陣を組んでゐた。
やはりこのゲームにかける意氣込みは、日本戰とは違ふのだらう。
けふ勝たないと、１つも勝てずに終つてしまふ可能性が高いのだから。

【前半】

その意氣込みが試合に活かされたのか、カメルーンの動きがいい。
ボールはデンマーク陣内でカメルーンにコントロールされてゐる時間が長い。
そして、前半１０分、エトオが先制ゴールを決めた。
「前半10分【カメルーン】 GOOOOOAL!!
ＤＦの不用意なパスをカットしたウェボから中央でフリーのエトオへ。
エトオは落ち着いてボールをゴールに突き刺し、カメルーンが先制」 （Sportsnaviより引用）

前半３３分、ベントナーが同點ゴールを決めた。
デカイくせに、なんといふスピード！
「前半33分【デンマーク】 GOOOOOAL!!
最終ラインのキアルから右サイドのロンメダールにロングパス。
ロンメダールがＤＦとＧＫの間に絶妙のクロスを入れると、これにベントナーがスライディングで合わせ、デンマークが同点」 （Sportsnaviより引用）

前半４１分、デンマークのカウンター。
ゴールこそ決らなかつたものの、じつに鋭い攻撃。
これは日本にとつて大きな脅威になる。

前半のシュート數は、カメルーンが１０、デンマークが９。
ボール支配率もカメルーン５１％、デンマーク４９％とほぼ互角。
ガップリ四つといつた状況だつた。

【後半】

後半１６分、ロンメダールが勝ち越しゴール！
「後半16分【デンマーク】 GOOOOOAL!!
中央のベントナーから右サイドのロンメダールへロングパス。
これを受けたロンメダールが中央へカットインし、切り返しフェイントでシュートコースを作ってから左足でゴールネットを揺らす。
デンマークが勝ち越しに成功」 （Sportsnaviより引用）

デンマークのキアル（ケアー）がイエローカード２枚で日本戰に出場出來なくなつた。
これは日本にとつてはプラス材料だ。