2月2日読了
『喧嘩 すてごろ』 黒川博行
2016年刊行
初読。疫病神シリーズ第6作。
大阪府議会議員の補欠選挙に端を発する事件だったが、実は医大を買収して大学の医学部にしようとする企みに国会議員や府会議員が関わる事件だった。
もちろん、反社組織が絡んでおり、今回も桑原は腹を刺される。二蝶会を破門された桑原だが、組織の後ろ楯がないにも関わらずイケイケなのだった。
2月8日
『西の魔女が死んだ』 梨木香歩
1994年刊行
初読。
日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、第44回小学館文学賞受賞作品。
魔女なんて云うからファンタジーだろうと思っていたが、なんのなんの、なかなか重いテーマを扱っていた。
まいとおばあさんの物語。
おばあさんは田舎暮らしのイギリス人。まいは不登校でおばあさんと暮らすのだったが…
味わい深い作品だった。
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