K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 決勝

風邪をひいてゐるので途中で風呂に入らうと思つてゐたのだが、面白くて最後まで見てしまつた。

ライト級（-63kg）の初代チャンピオンを決める決勝戰は、 久保優太 と 大和哲也 の對戰となつた。
久保は笑顏が可愛いが、リングに上ると豹變する天才肌の選手。
彼の動態視力の素晴らしさは天賦の才だと思ふ。
一方の大和は普段はペンキ職人をしてゐて、自分のパンチには人間力が籠つてゐると話す。
久保には華があり、大和には男臭さと澁さがある。
好對照な選手だ。

試合は１Ｒに久保が大和からダウンを奪つた。
しかし、大和は２Ｒに攻勢をとり、３Ｒにはつひに左フックで久保をＫＯ！
大和のパンチと根性が、久保の天才を降した、そんな結果となつた。

今囘は大和が勝つたが、おそらくこの２人、同じ２２歳といふこともあり、これからも好敵手となるに違ひない。
將來が樂しみな２人だ。