半藤一利『日本のいちばん長い日』読了。
大日本帝國が日本国になるというのは、おそらくこの国の長い歴史の中で、一番大きな転換だったのだろう。
1945年8月14日から15日にかけての一日は、一日という単位で言うなら、関ヶ原の合戦の一日以上に、日本の画期となった一日だった。
玉音放送を記憶している人は、当時10歳としても今年で86歳。
そういえば、僕の認知症の母が今年で87歳になる。
当時20歳だった人は96歳。
大正15年生まれの父は当時19歳で、生きていたら今年で95歳か…
日本の敗戦をしっかりと受け止めた人たちは、もう殆どが亡くなっているということなのだなあ。
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