昨日、高校山岳部でSL(サブリーダー)だったT.Iが昨年11月11日に亡くなっていたことを、奥様からの連絡で知りました。
「道を歩行中に倒れ通行した方が救急車称呼して下さいましたがそのまま帰らぬ人となりました。12月26日に四十九日の法要と納骨を終え安心しました。娘一家と共に供養してまいります。」
とのことです。
T.Iは金沢大学医学部を卒業後、小児科医として活躍していました。
山岳部時代は、厳しい姿勢で後輩に接しつつも、バテた後輩の荷物を分担して背負ってやる優しさを見せてくれました。
僕が休職していた2008年の正月には、年賀状で僕の状況を知って電話をかけてくれました。
「金で困ることがあったら遠慮するなよ、おれこれでも医者だからな」
以前は、「勤務医ってのはお前が思ってるより金持ちぢゃないんだぜ」なんて云っていたくせに…
T.Iと一緒に山に登ったのは、数えたら18回。
最後の山行は1983年8月、北アルプスの穴毛谷から笠ヶ岳の播隆平を目指した山行でした。
早々に敗退して、新穂高温泉の公衆浴場に浸かってテントで酒を酌み交わしたのを思い出す…
医者がこんなに早く逝くな、馬鹿野郎。
おれが行くまで、そっちで待ってろ。
また、酒飲もうぜ。
合掌
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