仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2024年11月下旬

2024-12-01 09:31:00 | 読書録(備忘)
11月25日『未踏峰』(上・下) 森村誠一1989年5月刊行再読。三読?夏の八ヶ岳で出会った男女8人の大学生のその後の6年間を描いた長篇。ヒマラヤを目指す雪吹は、大方の予想通り、ヒマラヤの8,000m峰登頂後に行方を断つ。この作品の真ん中にいるのは、大財閥の馬鹿息子、北上栄二だ。八ヶ岳の8人のうち、一人の女を妻にし、一人の女を愛人にする。さらには一人の女の姉を殺した疑いと一人の男の父を殺した疑 . . . 本文を読む
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