20100531_京都ひとり旅 出發前

京都へは ３月９日 以來。
あの時は、再就職のための面接を受けに行つたついでに、食べ・飮み歩きをしたのだつた。

今囘は、いはば現實逃避の旅。
再就職のメドがたたない中で、自分がイヤになりつつある心理的危機的状況を打開したい。
そのためには、自分の第２の故郷とも云へる京都で、自己肯定できるためのカケラを拾ひ集めるのがよろしからう。
そのための最適な手段はといへば、やはり食べ・飮み歩きに限る！
と、まあ、論理を展開（飛躍か？）したわけである。


３１日（もうけふだ）、１日と２泊して、２日の夜までには歸宅する豫定。

ホテルは、 ２月に泊まつた河原町三條近くのビジネスホテル を豫約濟。
相變らず、このホテルの安さには驚かされる。
ザックリ云ふと、こましなシティホテルの３分の１程度。
もちろん部屋の廣さや設備はそれなりだが、部屋に戻つて眠るだけの人間にとつては十分な内容である。

３１日の夕食は、 「旬彩 なみ里」 を豫約してゐる。
ここで京料理を食べて、そのあと 「Wine Bar Viola」 へ。
ヴィオラさんで２日にある「イタリアワインの日」のチケットを買ふ。
あとは、氣分次第でどこへ行くか決めるつもり。

１日の夕食は、 割烹はらだ を豫約濟。
河原町丸太町附近にあるので、ここの次に行く店の候補は山のやうにある。
たぶん、どこかのバーに寄つてから、 「京都ネーゼ」 に行くだらう。
「京都ネーゼ」は豫約してゐないので、夕方に電話して夜遲くに席が空いたら聯絡して貰ふパターン。
なので、もしかしたら３１日の夜にするかもしれない。

２日には、 「イタリアワインの日」 といふイベントが烏丸四條附近で開かれる。
イタリア共和國が出來た日を記念して行はれてゐるイベントで、京都で開催されるのは今年が初めてらしい。
このイベントの仕掛人が 「Wine Bar Viola」 のオーナーソムリエである石井龍さんであり、 「WINE BAR ROTHKO 」 の笹山等さんである。
樂しさうなイベントなので、これは是非とも參加したいと思つた次第。
時間が12時～17時なので、都合のいい時間にふらりと行つてみたい。


觀光の候補は、３１日が二條城界隈。
じつは一度も行つたことがない。
内部は特別拜觀の時だけしか見られないやうだが、外をふらりと歩くだけでもいい。
確か近くには神泉苑なんていふところもあつたのではなかつたか。
それが何かは知らないけれど。

１日はまるで未定。
龍安寺や妙心寺界隈、さらに廣澤池、さらにさらに嵯峨野とか。
いつそのこと、京都大原三千院とか。
貴船・鞍馬界隈もいいかも。
まあ、その日のからだの具合や氣持ち次第かな。

２日もまるで未定。
あまり遠くまで足を伸ばす時間はないので、どこか近場を散策することになるだらう。
あ、壬生も行つたことないな。
土方歳三ファンとしては恥かしい限りだが。


ともあれ、起きたら準備をしなくては。
そのためにも、そろそろ眠るとしようか。