『相棒』 Season 8 が始まつた。
Season 7 の最終話で登場した新相棒・神戸警部補が、いよいよレギュラー出演。
前任者の龜山薫巡査部長が杉下右京警部と息のあつた相棒だつただけに、新相棒・神戸警部補に注目。
第1話:「カナリアの娘」
今囘の話は、革命戰士だつた父と、そのことでイヤな思ひをしてきた娘の物語。
70年代にテロ活動で世間を騷がせた「赤いカナリア」の主力メンバーのひとりが、30年振りに日本に入國した。
どうやら娘の命と引き換へに、東京でテロを起こすことを強制されたらしい。
ところが、話が進んで行くうちに、實はその娘は被害者ではなく、この計畫のメンバーであることがわかる。
テロリストだつた父親は、かつての友人だつた小野田官房長と取引し、娘の釋放と引き換へに自ら逮捕される。
ストーリーとしては、かなり無理のある話だつたが、父親が娘を思ふ氣持ちはわかるやうな氣がした。
さて神戸警部補。
龜山薫が右京さんと正反對のベクトルだつたのに對して、神戸尊のベクトルは少し右京さんに近い。
情熱系といふよりは、クールで論理的。
ただし、「立場によつて考へ方を變へるんです、柔軟に」と本人が云ふやうに、かなり現實的。
もつと云へば、日和見主義で、信念が感じられない。
このあたりは、右京さんとは大違ひ。
今後、この二人の關係がどのやうになつてゆくのか、そして神戸尊が右京さんにどのやうに感化されてゆくのか樂しみである。
Season 7 の最終話で登場した新相棒・神戸警部補が、いよいよレギュラー出演。
前任者の龜山薫巡査部長が杉下右京警部と息のあつた相棒だつただけに、新相棒・神戸警部補に注目。
第1話:「カナリアの娘」
今囘の話は、革命戰士だつた父と、そのことでイヤな思ひをしてきた娘の物語。
70年代にテロ活動で世間を騷がせた「赤いカナリア」の主力メンバーのひとりが、30年振りに日本に入國した。
どうやら娘の命と引き換へに、東京でテロを起こすことを強制されたらしい。
ところが、話が進んで行くうちに、實はその娘は被害者ではなく、この計畫のメンバーであることがわかる。
テロリストだつた父親は、かつての友人だつた小野田官房長と取引し、娘の釋放と引き換へに自ら逮捕される。
ストーリーとしては、かなり無理のある話だつたが、父親が娘を思ふ氣持ちはわかるやうな氣がした。
さて神戸警部補。
龜山薫が右京さんと正反對のベクトルだつたのに對して、神戸尊のベクトルは少し右京さんに近い。
情熱系といふよりは、クールで論理的。
ただし、「立場によつて考へ方を變へるんです、柔軟に」と本人が云ふやうに、かなり現實的。
もつと云へば、日和見主義で、信念が感じられない。
このあたりは、右京さんとは大違ひ。
今後、この二人の關係がどのやうになつてゆくのか、そして神戸尊が右京さんにどのやうに感化されてゆくのか樂しみである。
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