誕生日のプレゼント

嫁はんから私への誕生日プレゼント。
阪神百貨店のタイガースショップで注文してくれたのだとか。
受注～製作～納品に１ヶ月かかると聞かされたので、８月の末頃になつてしまふと思つてゐた。
それが１５日に屆いたのだから、こんなに嬉しいことはない。
これで１７日のゲームに着てゆける！

林威助選手のナンバージャージはショップには置かれてゐない。
脊番號３１はかつては掛布、最近では濱中がつけてゐた。
いまはリン・ウェイツ選手なのだが、出場機會が少ないため、おそらくファンも少ないからなのだらう。

しかし、私は林威助選手の素質を買つてゐる。
彼はいづれ、タイガースを代表する選手になつてくれる筈だ。
その日が來るのを待ちつつ、私はこのジャージを着てリン・ウェイツを應援するのだ。
リン・ウェイツの人氣が沸騰した時、私はおだやかに笑つてかう云ふのだ。
「私は彼が代打でしか試合に出して貰へなかつた頃から、このナンバージャージを着て應援してゐたのだよ、むふふふふ」

といふわけなので、岡田監督よ、よろしく頼む。


＜追記＞
１７日の京セラＤでの横濱戰はもちろんこれを持つていつた。
さすがに會社で着替へるのは憚られたので、座席についてすぐに着替へた。
このジャージを着てゐる人はひとりも見掛けなかつた。
ひそやかな優越感を感じた私なのであつた。

ところが、試合は知つてのとほり、最低最惡の試合となつた。
まさか、このジャージの所爲ではあるまいな。
と心配してゐたところ、きのふはそれをさらに下囘る最惡の試合となつた。
やはり、このジャージは無實の罪に問はれるところだつたのだ。
惡いのはジャージではなく、タイガースそのものだといふことらしい。

次囘のナマ觀戰は２６日のＧ戰だ。
今度こそ勝つぞ！
岡田よ、林威助を先發で使つてくれ～！