シーツさま！

甲子園での横濱戰。
完封リレーで、阪神３－０横濱。

先發は阪神がブラウン、横濱が門倉。
ブラウンは毎囘ランナーを出すものの、シーツの３度のファインプレーなどに助けられながら、なんとか５囘を無失點に抑へた。
横濱の門倉は素晴らしいピッチングを披露。
阪神の打線を抑へこんでゐた。

ところが、５囘裏。
藤本が２アウトから２ベースヒットを放つ。
ブラウンの打順で代打・片岡。
ここで、フォークボールがワンバウンドしキャッチャーが後逸。
藤本は３壘へ。
そこから、また同じくワイルドピッチで、得點が阪神に入つた。

５囘終はつて１點リード。
このリードを守ることが出來るのが今年の阪神の強さである。
６囘と７囘は藤川。
打者６人を５三振といふパーフェクト・リリーフ。
８囘はウィリアムズ。
どうも調子が良くないやうで、２アウト３壘１壘で降番。
そのあとを久保田が抑へた。

そして、壓卷は８囘裏の阪神の攻撃。
２アウトから鳥谷のレフト前にポテンと落ちた２ベースヒットで開幕。
續くシーツがタイムリーで、鳥谷の好走壘で１點追加。
バックホームの間に、打つたシーツは２壘へ。
續く金本が２ベースヒットで、さらに１點追加。

９囘表は、１アウトから２ベースを打たれたものの、後續を斷ち切り、久保田がセーブ。

このゲームのＭＶＰはなんと云つてもシーツだ。
３つのファインプレーと貴重な追加點をあげたタイムリーヒット。
お立ち台もやはりシーツとブラウンだつた。
ブラウンはなんとこれで負けなしの４勝目。
元エースに負けぬほどのラッキーさである。
福原＆安藤にすこし運を分けてやつてくれ。

これで５３勝３３敗３分で、貯金２０に復活。
オールスターまでの２試合を１勝１敗で貯金２０のまま折り返すことが出來る。
出來れば３連勝で貯金２２を狙ひたいところだ。

８０勝まであと２７勝！