仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

11/9_「御即位20年記念京都御所特別公開」

2009-11-12 16:04:40 | 仙丈放浪記
ホテルにチェックインして、荷物を片付たり、ネットブックを接續したり、雜用をすませてから京都御所に向つた。

「御即位20年記念京都御所特別公開」 を見るため。
期間は11月1日から10日までなので、いいタイミングだつた。

じつは、京都に5年間住んでゐたにも拘らず、京都御所に入つたことが一度もない。
京都御苑でフリスビーをして遊んだことはあるのだが。



京都御苑に入つたことろで、馬に乘つた警官がゐた。
皇宮警察かな?
颯爽としてじつに格好いい。
馬の紫色のサポーターが美しい。




こちらの門から入る。
宜秋門(ギシュウモン)といふらしい。




これが旛(バン)といふものか。
名前は知つてゐても、見るのは初めて。
右が日像纛旛(ニッショウトウバン)、左が月像纛旛(ゲッショウトウバン)。
昭和天皇の即位式に使はれたもの。





帽額(モコウ)。
即位式に際して、紫宸殿南面の長押にかける幕。
これは大正天皇、昭和天皇の即位式で使はれたもの。





威儀物(イギモノ)。
太刀(タチ)、弓(ユミ)、胡(ヤナグイ)、桙(ホコ)、楯(タテ)




鉦(ショウ)と鼓(コ)。
これも名前は知つてゐても實物を知らない典型。




紫宸殿の額。
をを、これがかの紫宸殿か!





左近の櫻。




右近の橘。




威儀の者2體、威儀物捧持者3体(太刀、弓、桙)




御内庭の紅葉。








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2 コメント

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悠久の時 (やすゆき)
2009-11-12 18:23:40
さすが京都。悠久の時を刻む文物がきっちり残ってるのですね。
「東京に首都を"貸している"」街なだけあります。
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やすゆきさん (仙丈)
2009-11-12 21:16:11
京都は千年の都ですからね。
街のいたるところに歴史を感じさせるものがあります。
通りの名前などにも、昔の天皇の名前が殘つてゐたり・・・
あれ?それとも逆かな?
通りの名前が天皇の諡號になつてゐるのかも。
いづれにしても、悠久の時を感じます。


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