映画『燃えよ剣』を観てきました。
司馬遼太郎の『燃えよ剣』が原作で、僕は1970年のTVドラマをリアルタイムで観ていました。
土方歳三を栗塚旭、近藤勇を舟橋元、沖田総司を島田順司。
僕にとって『燃えよ剣』と云えば、この時のドラマなのです。
最終話、函館で官軍の本陣に土方歳三が単騎切り込み、誰何されて「新選組の土方歳三だ」と応え、一斉照射されて最期を遂げる。
栗塚旭さんの土方歳三はほんまにかっこよかった!
沖田総司と云えば、やっぱり島田順司さんがよかった。
ちなみに1965年には、主役級のキャストが同じで『新選組血風録』がドラマ化されていて、いま時代劇専門チャンネルで放映されているのです。
もちろん録画しています♪
今日も映画館に行く前に、録画しておいた第24話を観てました。
さて、映画『燃えよ剣』です。
土方歳三を岡田准一、近藤勇を鈴木亮平、沖田総司を山田涼介が演じています。
岡田准一は『図書館戦争』の頃から好きな俳優なのです。
お雪(柴咲コウ)との関係はなかなか良かった。
でも…
土方歳三の人間臭さ、新選組の規律を厳守させる冷徹さと沖田総司にみせる優しさ。
映画という2時間余りの短い時間でこれらを描くのは難しいのかもしれない。
素晴らしかったのは殺陣。
綺麗なのではなくて、泥くさいほどの迫力!
土方歳三が関係する殺陣は岡田准一が自ら振り付けたとのことだけど、大したものでした。
鳥羽伏見や函館戦争の迫力たるや!
やっぱり映画は映画館で観ないとね。
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