仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

快擧! ノルディック複合、團體で金メダル!

2009-02-27 15:56:07 | Sports
ノルディックの世界選手權、複合團體で日本が金メダルを獲得した。
凄いことだ。
興奮してゐる自分に驚いてゐる自分。

ノルディック複合といへば、荻原兄弟が有名。
日本が世界選手權で優勝したのは、1995年、阿部雅司・荻原次晴・荻原健司・河野孝典以來のこと。
名前を見るだけで懷かしくなる。
當時の日本のスタイルは、ジャンプでリードして、距離でそのリードを守るといふもの。
だが、その後のルール變更などで、ジャンプでもリード出來なくなり、日本は長いトンネルに入つた。
私などは、正直云つて、ノルディック複合で日本が復活できるとは思つてゐなかつた。

ところが、ところが、である。
今囘の優勝は、前半のジャンプで5位、後半の距離で逆轉したと云ふのだ。
思へば、日本はどちらかといへばマラソンなどの長距離は強い。
ノルディックの距離だつて、適切な練習を積むことで、世界に互することも不可能ではない筈。
それを、この金メダルは見事に實現してみせた。
最後はなんとブーツ1足分で勝つたといふ。
なんと劇的な勝利なのだらう!
河野コーチも自らの金メダル以上に感無量なのではあるまいか。

距離で他國に負けないちからをつけた日本。
これからの日本のノルディック複合は面白いことになりさうだ。




<以下引用>



ノルディックスキー世界選手権の複合団体で優勝し、金メダルを手に喜ぶ左から小林範仁、渡部暁斗、加藤大平、湊祐介。メダル争いを続けた終盤、最終走者の小林が接戦を制し、鮮やかに逆転した(26日、チェコ)【AFP=時事】




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