阪神６－３ヤクルト /今年初の甲子園觀戰は勝ち試合！

これから甲子園に出かけてくる。
今年初めての甲子園だ。

ヤフオクでグリーンシートのチケットをペアで１萬圓で落札出來た。
イエローシートでもそれくらゐが相場だから、グリーンでこの金額は破格だと思ふ。
生まれて初めてのグリーンシート。
いまから、ワクワクしてゐる。

きのふヤクルトにイヤな負け方をしたので、けふはなんとしても勝ちたい。
勝てるといいなと思つて、應援して來る。

歸つて來たら、追記する豫定。

では、行つて來ます！

・・・・・・・・・・・・

いやあ、胃に良くない試合だつた。

先發は阪神が安藤、ヤクルトは川島。
安藤はフォアボールやヒットでランナーは出すものの、要所要所で併殺打に打ちとり、６囘をなんとか無得點に抑へた。

３囘裏、シーツが川島から３ランで先制。
これで安藤はずゐぶん樂になつた。

７囘表。
マウンドには金澤が登板した。
金澤は今年、故障から復活し、まだ１點も取られてゐない。
なので、安心して、風船を一所懸命に膨らませてゐた。
ところが・・・
先頭の宮本にヒット。
續く米野はショートゴロで１アウト。
代打のユウイチもショートゴロだが、これがショート鳥谷のエラーになつてしまふ。
そして、１番にかへつて青木がなんと３ラン！
いつでも風船を飛ばせる状態で待つてゐたのに・・・
惡夢のやうな一瞬だつた。
これで安藤の勝ち投手の權利はなくなつてしまつた。
かはいさうな安藤。

神樣がゐることを證明してくれたのは７囘裏。
ヤクルトのマウンドには五十嵐。
さう、あのノーコンの彼である。
期待通り、代打・林と赤星にフォアボールを出して降板。
次の藤本はヤクルト高津から見事な送りバントを決めてくれた。
そしてシーツがフォアボールを選び、１アウト滿壘！
ここでヤクルトの投手は高津から高井に交替。

ここで金本に打順が廻つてくる。
この巡り合はせの良さ！
しかし、金本はやはりまだ本調子ではないやうだ。
ピッチャー前のぼてぼてのゴロ。
これでは、バックホーム・ゲッツーで萬事休す・・・

阪神ファンのため息が歡聲に變はつた。
神はやはりいらつしやるのだ！
なんと高井が惡送球してくれた。
ボールがそれてゐる間に、林と赤星が生還し、２點追加。
阪神ファンのボルテージは最高に高まつたのであつた。
高井～、好きやで～、愛しとうで～！
ふと氣づくと、あはや試合を毀しかけた金澤が勝ち投手？
針の筵状態の勝利投手といふのも、イヤなものだらうなあ。

リードしたこともあり、８囘表は藤川が登板。
２つ三振を取り、無得點で抑へてくれた。

８囘裏には鳥谷の２號ソロも飛びだし、６－３。
これで久保田が出て來ても大丈夫だ。

９囘表は豫想通り久保田の登場。
またフォアボールを出して、見てゐるファンをいらいらさせてくれた。
しかし、アウトはすべて三振で取るなんてところは、さすが久保田である。

今季初の甲子園觀戰は、なんとか勝利をあげることができた。
次の豫定は５月２０日のオリックス戰。
さらには６月３日のソフバン戰、１０日の西武戰と交流戰が續く。
すべて勝ち試合を見たいのだが、これは慾張り過ぎかな？

ちなみに、私の嫁はんは、このゲームで８試合目の甲子園だつたが、なんと８勝なのださうだ。
何が何でも勝ちたい試合の時は、チケットを用意して下されば嫁はんを貸出しますので、ご聯絡下さい。
（といふのはもちろん冗談ですので）

なにはともあれ、けふは最高の一日だつた。
めでたし、めでたし！


【勝利投手】　金沢 3勝0敗
【セーブ】　 久保田 0勝2敗4S
【本塁打】 シーツ 6号3ラン（3回 川島）、鳥谷 2号ソロ（8回 松井）
【継投】 安藤 → 金沢 → 藤川 → 久保田


タイガース今季通算成績：１２勝１０敗１分 （殘１２３試合）


＜寫眞の解説＞
３囘裏、打席にはシーツ。
この寫眞の５秒後にシーツが３ランを打つて、球場は狂氣亂舞！