【昔の手帳から】 ７月２４日

【１９７９年】（浪人）

オホコ澤出合 ～ 平ヶ岳 ～ 池ノ岳鞍部 サイト。

火曜日。
手帳に記載されてゐるのは上記の通りだが、實際は下記の通りだと思はれる。（＊）
つまり手帳の記載より１日遲れの状態。
清水澤出合上流 Ｃ１～戀ノ岐澤遡行～オホコ澤出合 Ｃ２

前日、夜行列車で小出まで來て、バスで銀山平、渡船で奧只見湖を渡り、戀ノ岐澤に入谷した。
清水澤出合の少し上流でサイト。
この日は、清水澤出合から戀ノ岐澤を遡行し、オホコ澤出合でＣ２。
大きな瀧もなく、手強いゴルジュもなく、澤登りとしてはやや單調ながら、豫想通りの無理のない澤登りだつた。
私と一緒に同行したＯＢのフルヤマさんは、テンカラ竿を用意して、休憩の度に竿を振つてゐた。
後年、私がテンカラで溪流釣りを始めたのは、この時のフルヤマさんの格好良さに惹かれたから。


（＊）追記
２７日の記載（阪神の小林が讀賣を２安打完封）は２７日の出來事であることが確認できた。
その日に歸宅してゐるのは確かなので、そこから逆算するとやはり手帳に記載された行程が正しいやうだ。



【１９８１年】（２囘生）

16:00-21:00 枚方 夏季講習。
バイク10,000km突破
バイクで枚方

金曜日。
枚方の夏季講習４日目。
前年１０月に買つたバイクの走行距離が１萬キロを超えた。



【１９８２年】（３囘生）

13:00-21:00 枚方 夏季講習
５國、６Ａ國、１Ａ英、２英

土曜日。
４クラスを教へて８時間。
１クラスあたり２時間だとすると休み時間がない。
なんてハードなんだらう。



【１９８３年】（４囘生）

風呂終了
ＨにTel
「死海のほとり」讀了

日曜日。
日曜日につき枚方の塾の夏季講習は休み。

アパートは共同風呂。
當時、風呂がついてる部屋なんて殆どなかつたし、あつたとしても家賃が４～５萬した。
ちなみに私の部屋の家賃は1.2萬。
共同風呂は大家さんが沸してくれる。
夏休みになつて學生が歸省して少なくなると、風呂を沸してくれなくなる。
それが、この日。
ただし、この頃、大家さんに交渉して、風呂は學生の自主管理となつてゐた。
なので、大家さんが沸してくれなくても、私が沸してゐたりする。

２０日にデートしてから初めてＨに電話。
こんなことだから、愛想盡かしされるんだよな。

一應、私は基督教徒のはしくれだつたりする。
なので、遠藤周作のシリアスものは案外讀んでゐる。

	死海のほとり (新潮文庫)
	遠藤 周作
	新潮社