「お母さん、寫眞のおぢさんだよ」
寫眞とは遺影のこと。
實の娘から、かう云はれるのは、いつたいどういふ氣持ちがするものなのだらう。
で、この男が殺される。
この男、信川といふのだが、なんと6年前に海の事故で死んでゐた・・・
海難事故などの場合、7年ではなく1年で失踪宣告が出來るらしい。
信川の奧さんは失踪宣告で多額の保険金を受け取り、再婚してゐた。
そして信川もまた女性と同棲してゐる。
ううむ、ややこしさうな事件だ。
千葉の山中で發見された身元不明の白骨屍體。
これが、6年前に信川とともに事故で亡くなつたとされてゐた津島だつた。
海の事故で死んだ筈の津島が何故、山の中で見つかつたのか。
信川の家のごみ箱から見つけた金融機關の封筒から、信川の元上司・島田が浮び上がる。
島田が役所の金を横領し、それに氣づいた津島を殺し、信川を失踪させたことがわかる。
しかし島田は信川を殺してはゐない。
では誰が?
信川が持つてゐた婚姻屆。
結婚指輪の代金の領收書。
これらを見て、信川の同棲相手の女性は、信川が元の奧さんや娘とやり直さうとしたのだと思つた。
そして、彼女は信川を殺した。
しかし、指輪には彼女の名前が彫られてゐた。
「オレぢやなかつたんだ、オレぢや・・・」
この信川のセリフは、いつたいどういふ意味なのか。
さう、自分が津島を殺したのぢやなかつた、さういふ意味だつたのだ。
自分が殺人犯でないことを知つて、人生をやり直すつもりだつたのだ。
元妻の最後のセリフ。
正確には思ひ出せないが、自分と娘を捨てた男とやり直すことなどあり得ない、と。
そんなものなのかなあ。
女性はいつだつて現實的なのかもしれない・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<印象的なセリフ>
「牛ほほ肉には目がないもので・・・これ隱し味は赤味噌ぢやないですかね」by 右京さん
「赤味噌でもなんでもいいですから邪魔しないで下さいよ!」by いたみん
「ヒマぢやなかつたのね!」by ヒマか課長
をを、こんなセリフ、彼の口から初めて聞いたぞ!
「おいしい、このバルサミコソース」by 尊くん
「きみも料理に詳しいんですね」by 右京さん
「いえいえ、警部ほどでは」by 尊くん
「お仕事中に優雅に食事會ですか?」by いたみん
「プライベート中です」by 尊くん
「お二人、仲が良くて結構」by いたみん
<ストーリー>
6年前、同僚と海に転落、死亡したはずの信川の他殺体が発見された。
元妻の彩子(河合美智子)は失踪宣告で多額の保険金を受け取り、シェフである今の夫と再婚。
自宅をレストランに改築していた。
が、信川が生きていたとなると保険金を返済する必要がある。
彩子にも動機があるのだが…。
信川が佐藤という偽名で真紀子(中原果南)と同棲していたことがわかった。
右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、真紀子の部屋で信用金庫の封筒と千葉の地方紙を発見。
千葉で発生した自らの事故のその後を、信川は地方紙を取り寄せて調べていたらしい。
右京と尊は地方紙をチェックし、信川が殺害される3日前に掲載されたある記事に注目する。
その記事とは…!?
“2度死んだ男”に隠された秘密とは?
ゲスト:中原果南 河合美智子
脚本:ブラジリィー・アン・山田
監督:橋本一
(以上、 「相棒」公式HP より)
寫眞とは遺影のこと。
實の娘から、かう云はれるのは、いつたいどういふ氣持ちがするものなのだらう。
で、この男が殺される。
この男、信川といふのだが、なんと6年前に海の事故で死んでゐた・・・
海難事故などの場合、7年ではなく1年で失踪宣告が出來るらしい。
信川の奧さんは失踪宣告で多額の保険金を受け取り、再婚してゐた。
そして信川もまた女性と同棲してゐる。
ううむ、ややこしさうな事件だ。
千葉の山中で發見された身元不明の白骨屍體。
これが、6年前に信川とともに事故で亡くなつたとされてゐた津島だつた。
海の事故で死んだ筈の津島が何故、山の中で見つかつたのか。
信川の家のごみ箱から見つけた金融機關の封筒から、信川の元上司・島田が浮び上がる。
島田が役所の金を横領し、それに氣づいた津島を殺し、信川を失踪させたことがわかる。
しかし島田は信川を殺してはゐない。
では誰が?
信川が持つてゐた婚姻屆。
結婚指輪の代金の領收書。
これらを見て、信川の同棲相手の女性は、信川が元の奧さんや娘とやり直さうとしたのだと思つた。
そして、彼女は信川を殺した。
しかし、指輪には彼女の名前が彫られてゐた。
「オレぢやなかつたんだ、オレぢや・・・」
この信川のセリフは、いつたいどういふ意味なのか。
さう、自分が津島を殺したのぢやなかつた、さういふ意味だつたのだ。
自分が殺人犯でないことを知つて、人生をやり直すつもりだつたのだ。
元妻の最後のセリフ。
正確には思ひ出せないが、自分と娘を捨てた男とやり直すことなどあり得ない、と。
そんなものなのかなあ。
女性はいつだつて現實的なのかもしれない・・・
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<印象的なセリフ>
「牛ほほ肉には目がないもので・・・これ隱し味は赤味噌ぢやないですかね」by 右京さん
「赤味噌でもなんでもいいですから邪魔しないで下さいよ!」by いたみん
「ヒマぢやなかつたのね!」by ヒマか課長
をを、こんなセリフ、彼の口から初めて聞いたぞ!
「おいしい、このバルサミコソース」by 尊くん
「きみも料理に詳しいんですね」by 右京さん
「いえいえ、警部ほどでは」by 尊くん
「お仕事中に優雅に食事會ですか?」by いたみん
「プライベート中です」by 尊くん
「お二人、仲が良くて結構」by いたみん
<ストーリー>
6年前、同僚と海に転落、死亡したはずの信川の他殺体が発見された。
元妻の彩子(河合美智子)は失踪宣告で多額の保険金を受け取り、シェフである今の夫と再婚。
自宅をレストランに改築していた。
が、信川が生きていたとなると保険金を返済する必要がある。
彩子にも動機があるのだが…。
信川が佐藤という偽名で真紀子(中原果南)と同棲していたことがわかった。
右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、真紀子の部屋で信用金庫の封筒と千葉の地方紙を発見。
千葉で発生した自らの事故のその後を、信川は地方紙を取り寄せて調べていたらしい。
右京と尊は地方紙をチェックし、信川が殺害される3日前に掲載されたある記事に注目する。
その記事とは…!?
“2度死んだ男”に隠された秘密とは?
ゲスト:中原果南 河合美智子
脚本:ブラジリィー・アン・山田
監督:橋本一
(以上、 「相棒」公式HP より)
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