9月19日
『χの悲劇』森博嗣 2016年
Gシリーズ9作合本版に入ってなかった続きの2作を買いました。
思い立ったらすぐに買って読めるのが電子書籍のいいところ。
香港に行った島田文子がメインキャラ。
西之園萌絵の両親が死んだ飛行機事故の真相は?
そして、χ(カイ)の意味は?
海月くんの母親が各務亜樹良?
なんだか色々な情報がリンクしてきたな。
え?島田文子の享年が89歳?うそだろ!
9月20日
『Ψの悲劇』森博嗣 2018年
人工知能に人間の頭脳回路を形成するアルゴリズムを組み込む。
ああ、怖い。これは怖い作品だ。
人間とはいったいなんだろう。
このシリーズもいよいよ「ω」で最後。楽しみなような怖いような。
9月21日
『陰陽師』夢枕獏 1988年
初読。ずいぶん前から読んでみようかと思っていたのが、やっと今になった。
そうか、連作短篇集だったのか。
9月23日
『陰陽師(飛天ノ巻)』夢枕獏 1995年
「陀羅尼仙」 人は人、仏にも仙人にもならなくてよい。
「露と答えて」 藤原兼家の娘、超子(とうこ)がいいな。
9月25日『陰陽師(付喪神ノ巻)』夢枕獏 1997年
「鉄輪」 誰の心にも鬼はいるのだな。能の演目にもあったかな?
「ものや思ふと…」 天徳四年の歌合。壬生忠見、鬼となる。恋すてふわが名はまだきたちにけり人知れずこそ思ひそめしか
9月26日
『陰陽師(鳳凰ノ巻)』夢枕獏 2000年
「晴明、道満と覆物の中身を占うこと」
陰陽師同士の戦いの裏表がおもしろい。
9月28日
『陰陽師(生成り姫)』夢枕獏 2000年
短篇「鉄輪」を元にした長篇。
「鉄輪」の哀しさ、やるせなさがさらに切々と。
9月29日
『陰陽師(龍笛ノ巻)』夢枕獏 2002年
「飛仙」 気色悪い。からだが痒くなる。これだけは映像化しないでくれ。
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