そらいろ

旅とアートの雑記帳… 旅・自転車・写真・音楽・陶芸など身近な話題を気の向くままに…

Pamukkale(パムッカレ)

2013-03-05 | 旅行
 過去の旅行の記事を少々 … 
 不謹慎かも知れませんが、先日の「気球」 → カッパドキア → トルコ旅行を思い出してしまいました。その時のコースを振り返り、印象に残っている場所をいくつか書き留めてみます。

 まず初めに、「パムッカレ」。
 イスタンブールの南方でエーゲ海から内陸に入ったあたりに位置します。パムッカレとは、この地方が綿花の産地であったことに由来しており、トルコ語で「綿の宮殿」という意味だそうです。「宮殿」とはヒエラポリス遺跡のことでしょうか。

 炭酸カルシウムが溶けた地下水が地熱で温められて地表に湧き出し、その温水中から石灰が沈殿して純白の棚田のような景観ができています。「秋芳洞の百枚皿」とか中国の「黄龍」が純白になったようなイメージです。






 果てしなくというわけではありませんが、かなり広い範囲が真っ白で、しかも、流れているのは温泉です。朝早い時間に訪れたので、湯気が立ち込めて、なかなか壮観でした。








 「足湯」ができます。でも、スリップにご注意!




 近くにはヒエラポリス遺跡があり、








ローマ帝国の時代には、温泉保養施設となっていたそうです。14世紀の地震で廃墟になりましたが、温泉の中に遺跡が沈んでいて、日本の温泉とは趣が異なります。



 


 旅行の前にテレビで放映されて、実際に見てみたいと思った場所でした。納得!!