そらいろ

旅とアートの雑記帳… 旅・自転車・写真・音楽・陶芸など身近な話題を気の向くままに…

Bosporus ボスポラス海峡

2013-03-11 | 旅行

 トルコ周遊旅行編も最終回となります。
  (今日の日付で3本アップしてますよ~下の方も見てくださいね)

 カイセリからは飛行機でイスタンブールに移動しました。ツアーによっては、寝台列車の利用を「売り」にするものもあるようですが、トルコは道路の発達する一方、鉄道の利用は低迷しており、飛行機で所要1時間の距離も10時間ぐらいかかるので寝台車だとしても疲れますよ、と現地のガイドさんのアドバイスがありました。

 飛行機からは「黒海」がのぞめました。




 その黒海とマルマラ海を結ぶ「ボスボラス海峡」。海峡の西はヨーロッパ、東はアジアとなります。ホテルから写した下の写真では、右手がマルマラ海になります。




 イスタンブールでは、市内観光の他に、海峡クルーズが組まれていました。










 ちなみに、イスタンブールから南に向かうとマルマラ海とエーゲ海を結ぶダーダネルス海峡があり、フェリーで対岸に渡ることができます。(二日目に渡りました)




 最後に、お気に入りの写真です。 



 明日から私事で10日ほど引きこもります。記事の方もしばらくお休みになります。
 では、次回、また元気にお会いしましょう。


Cappadocia カッパドキア 陶器のお店で

2013-03-11 | 旅行

 カッパドキア 3話目です。

 カテゴリーは一応「旅行」に含めましたが、バスの車窓から細かな模様を施した陶器のお皿が見え、ガイドさんからこの辺りが陶芸が盛んなことを聞きました。

 コースに組みこまれた「ルビー」のお店に寄った時に、ちょうど向かい側に陶器のお店があり、無理やりコースに加えいていただきました。




 店内の他、地下の工房も見せていただきました。彩色はすべて手作業です。










 熟練と思われる上の写真の職人さんから、無理を言って「イッチン」という種類の筆を譲っていただきました。
 合わせて、とても気に行ったお皿があり、買い求めました。この方が創ったものです。




 以来、ずっと自宅のリビングの壁飾りになっています。


  

Cappadocia カッパドキア 洞窟と岩の家

2013-03-11 | 旅行

 カッパドキアの続きです。

 「掘りやすい」岩盤を活用して、大きな岩の中に穴を掘って実際に今も現地の方が生活しています。その昔(4~5世紀頃)、キリスト教徒が迫害から逃れるために、岩の中や地中に身をひそめて暮らしたとのことで、いくつかの地下都市も見つかっています。











 実際に生活しているご家族の家出お茶をごちそうになりましたが、観光コースとして受け入れているようです。
 この目玉のような飾りはお守りです。お土産にもいい感じです。




 岩山の城塞も遠くに見えました。




Cappadocia カッパドキア奇岩

2013-03-10 | 旅行
 再びカッパドキアにもどります。

 世界遺産の「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」は、色々な形をした奇岩を見るだけではなく、その地に住む人々の厳しい歴史を知ることができます。双方とも、岩盤が柔らかいため、「浸食されやすい」または「掘りやすい」という特性に由来しています。

 初めに、奇岩の方をいくつか… 












 このような景観を気球から眺めるツアーが盛んなわけですが、下の写真は「ローズバレー」といって、夕焼けが反射して、波打つ岩肌がピンク色に染まるポイントです。あいにく夕刻には雲がかり、「いつもはもっと美しい」とガイドさんが嘆いていましたが、それでもなかなかきれいでした。





 
 カッパドギアの記事はさらに続きます。


Bergama ベルガマ

2013-03-10 | 旅行

 ゴンドラで天空へ!




 ベルガマの街並みを一望出来るアクロポリス遺跡。大劇場やトラヤヌス神殿など、ローマ時代の歴史的建造物が山の上に立ち並びます。











<トラヤヌス神殿>


<山肌を利用した円形劇場>





 ゴンドラの頂上駅にはお土産物屋さんがいくつか軒を並べていましたが、ここでも猫ちゃんたち(ノラちゃんでしょうか)が、気持ちよさそうでしたよ。








エフェソスへ 2

2013-03-09 | 旅行

 昨日はシルエットで登場しましたが、地元で有名な(勝手にそう思ってるんですが)猫ちゃんです。

 



 エフェソス遺跡のいくつかをご覧ください。この日はとても暑かった…











<図書館のようです>




<水洗トイレ>


<円形劇場>


 エフェソスは広大でした。
 遺跡の入口(出口かも)から入って、1時間30分ほど歩いたかもしれません、反対側の出口にバスが回っていました。


 またまた、話は前後しますが…
 このエフェソスの前に立ち寄ったのが、天空に築かれたベルガマの遺跡でした。ゴンドラで昇る途中、山の斜面にヤギ(ヒツジ?)が放牧されていました。








 ゴンドラ乗り場には、「ベルガマ」のマスコット「ガマ」君がにらみをきかせていましたよ。



 
 つづく…








エフェソスへ 1

2013-03-09 | 旅行
 話が行ったり来たりですが、トルコの話に戻ります。

 エーゲ海に面するトルコにはギリシャやローマ的な遺跡があちこちにあります。旅の二日目はイスタンブールから海峡を渡り、「トロイ」を経て、エーゲ海が見えるアイワルクのホテルに宿泊しました。

<ワイマルクの朝>





 翌日、朝早くに出発し、歴史のあるイズミールの街を経由して、エフェソスへ。
 この遺跡を発見したのは、イギリス人ジョン・ウッド。彼らは、1863年から7年にわたり発掘を続け、1869年アルテミス神殿跡を発見したそうです。東方の古代遺跡発掘のさきがけとなり、このあと、シュリーマンがトロイアやミケーネを発掘しました。最も古い神殿は、紀元前700年ごろのものと推定されています。




 この猫ちゃんは有名みたいです。(眠いので、つづく…)

 


春を追いかけてみる

2013-03-07 | トピック

 春記事を…

 三寒四温とはよく言ったもので、日替わりに気温が変動しますが、「温」の方が+1なので、やっぱり少しずつ暖かくなってきます。

 通勤途上のしだれ梅も満開です。






 そして、伊豆では満開の河津桜ですが…こちら(高尾近辺)は、まだ蕾の状態。




 3月10日(日)には、この河津桜の公園で「さくら祭り」があります。蕾がほころぶといいですね。

ブルーモスク

2013-03-06 | 旅行
 イスタンブールはトルコ周遊の旅程初日と最後日でした。昔からの東西文化の交流点として、歴史にもたびたび登場するパワフルな都市ですが、別の名前の「ビザンチン」とか「コンスタンチノープルと」いうと世界史の教科書を思い起こします。庄野真代の「飛んでイスタンブール」も懐かしい…

 街中は数々の歴史建造物や文化で華やぎますが、今回の旅では美しい「ブルーモスク」が印象に残りました。ツアーでなかったら、何泊でもして旧市街の隅々まで歩いてみたいと思いました。





〈夜は…〉



《ウンチク》 
 オスマントルコ帝国当時のスルタン、アフメット一世が建築しました。別名「スルタンアフメットモスク」といいます。ミナレット(モスクの周りの塔)が6本あり、世界で唯一のものです。(通常は1~4基)
 AllAboutによりますと、当時スルタンの命令を受けた建築家が「アルトゥン(金)」を「アルトゥ(6)」と聞き間違えたという説が有力らしいです。

 モスクの内壁は16~17世紀初頭に作られたイズニックタイルで覆われています。







 ステンドグラスも美しかったですよ。



 宿泊は、「コンラッド」でした。朝食がとてもおいしかった。




 2020年のオリンピック開催を我らが「東京」と競っているイスタンブールですが、放射能や地震への不安を抱える「東京」は、隣国シリアから火花が飛んできそうなこの都市に勝利することはできるのでしょうか。

Pamukkale(パムッカレ)

2013-03-05 | 旅行
 過去の旅行の記事を少々 … 
 不謹慎かも知れませんが、先日の「気球」 → カッパドキア → トルコ旅行を思い出してしまいました。その時のコースを振り返り、印象に残っている場所をいくつか書き留めてみます。

 まず初めに、「パムッカレ」。
 イスタンブールの南方でエーゲ海から内陸に入ったあたりに位置します。パムッカレとは、この地方が綿花の産地であったことに由来しており、トルコ語で「綿の宮殿」という意味だそうです。「宮殿」とはヒエラポリス遺跡のことでしょうか。

 炭酸カルシウムが溶けた地下水が地熱で温められて地表に湧き出し、その温水中から石灰が沈殿して純白の棚田のような景観ができています。「秋芳洞の百枚皿」とか中国の「黄龍」が純白になったようなイメージです。






 果てしなくというわけではありませんが、かなり広い範囲が真っ白で、しかも、流れているのは温泉です。朝早い時間に訪れたので、湯気が立ち込めて、なかなか壮観でした。








 「足湯」ができます。でも、スリップにご注意!




 近くにはヒエラポリス遺跡があり、








ローマ帝国の時代には、温泉保養施設となっていたそうです。14世紀の地震で廃墟になりましたが、温泉の中に遺跡が沈んでいて、日本の温泉とは趣が異なります。



 


 旅行の前にテレビで放映されて、実際に見てみたいと思った場所でした。納得!!