今月は、兄からのFaxが遅いな、なんて思ってた(笑)
ちょっと前までは、まだ準備ができていなくて、
焦っていたけれど
やっと何とか準備ができたら「遅い」なんて、
我ながら勝手だねと思う
でも、準備と言っても、満足な準備ではない。
ただ、作っただけ。
なんだか、これぞという俳句が作れない。
俳句って、むずかしい
というところで、兄からFaxが来た。
電話で、ひとしきり俳句談議をして、
それから、お互いの家族のことや、
健康のことなどを話した
〇苅田風ゆっくり帰る耕耘機 (郭公)
〇新藁に命吹き込む藁アート
〇ハロウィンやこわーい魔女は三姉妹
〇ゴールまで拍手続くや秋の空 (郭公)
〇物干しの台に上がれば小春かな
鼻先にはらりと落ちる柿紅葉
待ち合わせカフェの窓には秋の虹
秋晴れやフォークダンスは二回り
検査後の医師の笑顔や秋高し
夕焼けや穭田駆ける夫とペロ
手作りの干し柿届く今朝の便
鈴なりの柿の実のあり里帰り
秋空や真っ赤な衣装チアダンス
秋晴れやビリもかけっこゴールまで
大粒の栗の実の皿見つめをり
声かけて空き缶拾ふ文化の日
割り箸でそおっと拾ふ銀杏の実