朝から、兄のFaxが来て、
待ってましたと私もFaxして、朝から長電話した(笑)
なんだか、暇な老人同士みたい。
・・・って、その通りか
兄の中学時代の恩師S先生は父の後輩で、
父とS先生は、同じ俳句の会で一緒にやってた仲間で、
兄とS先生とは今も交流があり、
「郭公」にも、投句している。
数学の教師だったというS先生は、
御年99歳で、頭脳明晰で俳句も素晴らしい
いつも、3句は当たり前で、4句載ることもある
兄との話の中で、時々「もう年なんだから」
なんて言ったりするけれど、
いやいやS先生を目標にがんばろう、
というところに、落ち着いた(笑)
そして、今月の俳句。
〇金木犀香をり途切れぬ帰り道 (郭公)
〇秩父路や見上ぐる烏瓜真っ赤 (郭公)
〇電線に並ぶ烏や秋夕焼 (郭公)
〇一秒の体温計やそぞろ寒
〇数珠球をつなげば笑顔得意顔
タープ巻く黄金の稲穂現るる(し)
洟すする今季一番朝の寒(し)
穭田の緑の畝や新たなる
虫食いの青柿足元にボトリ
一斉に飛び立つ雀穭田を
炊きたての新米ふふむ一口目
秋桜畑一群れの白い花
二十年前の日記や秋深し
風に揺れ秋の小さき朝顔よ
サークルの参加疎らに秋時雨
顔映す体温計や秋の雨
ジム帰り民家の庭にオキザリス
「果てしない物語」読書の秋のプレゼント
日曜も月曜もない秋の暮