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昨年行った、ドイツ~フランスの旅行でも最終日の食事が中華料理、パリオペラ座の近くでとんでもない中華料理がをたべさせられた記憶がある。今回も事実上の最後のグループでの夕食。最終日は自由行動・自由食となっている。ナポリから3時間程度の陸路。運動はしていないが、お腹はそこそこ空いて居る。
途中1回土産物店で休憩した後、19時頃にローマに到着。そのまま夕食となる。バスでレストラン近くまで導かれ、チャイニーズレストランに入る。意外とお洒落な店舗。やや期待できそう。丁度我々グループ(31人)で丁度のスペース。円卓3+椅子席1で準備されていた。
円卓にはテーブルクロスが掛けられたセッティングが完了。きちんとした料理店のようである。やはりJTB(交通公社)は違うのだろうか。ちなみに前回は阪急交通である。コースの説明は添乗員の方がしてくれたが8種ほどは出るらしい。
やはり、始まってみれば順番・内容がかなり違う。これが海外の中華料理事情であろう。①ふかひれのスープ②炒飯③牛肉の細切り炒め④鶏肉の薄切り炒め⑤春雨の四川風味煮込み⑥魚の唐揚げ⑦デザートが出された。数えれば7種(料理は6種)。まあこんな物であろう。いや十分。
飲み物を決める。妻はやや疲れ気味、お茶で良いという。そうなれば麦酒(5ユーロであるが何か飲みたくなり地ビールを頼む)。500ccと言うが瓶で出された。そういえば生ビールとは一切書かれてなかった。気の抜けたような麦酒。ヨーロッパらしい物である。
①フカヒレスープ。薄味の塩味。玉子が入っているわけでもないので澄んでいる。日本ではあまりお目にかからないもの。薄味好みの妻は気に入っていた。具材は小柱ではあるが感想物が入っており、味(出汁)が出ていた。フカヒレは入っているが本物でなさそう。食感が異なっていた。
②炒飯。2番目に出されるのはヨーロッパ風。中華街に良く行くというご夫妻が、順番に異論を唱えていた。しかし、あまり飲んでいる人は少ない。これなら御飯が最初に出されるのが、良いのかもしれない。うれしいのは外米ではない。日本米に近い形をしていた。こちらも具材は野菜程度。ヘルシー、薄味。これも妻は気に召していた。
③牛肉の細切り炒め。肉と筍、あとはキノコらしい物が入った炒め物。日本のように彩りは考えないのであろうか、茶色い炒め物。食欲を促す感じの料理ではない。青椒牛肉絲のようなものとは多少違う。味付けはオイスターソースを使っているようでが、こくは無い。柔らかい細切りの牛肉はホットする。
④鶏肉の薄切り炒め。たぶん鶏肉だと思うが薄切りに仕上げられている。こちらも肉のみ。カタクリで整えられているが、塩味でスープの味だけで仕上げている。鶏肉か豚肉(たぶんツーリストには豚肉は使わないと思う)かわからないほど薄味に仕上げてあった。またまた妻は気に入っていた。薄味ではあるが、しっかりとスープで整えられているのがありがたい。
麦酒はすぐに飲み干し。脂分の多い食事をこなすにはやはりワイン。当然赤がよい。メニューを見れば(読みにくいが日本語で書かれている)、フルボトルが10ユーロ。妻もお茶にやや飽きてきていたようなので、頼むことに。なかなかおいしい。お得感を感じつつ、中料理との相性を考えた。
⑤春雨の四川風味煮込み。こちらも単調な煮込み。やや野菜が入っているものの、春雨に唐辛子を加えビリ辛に仕上げられた物。ピーマンが多少は言っていたかもしれないが、茶色い物体。やはり彩りは考えないようである。ヨーロッパの彩りを取り入れる気配はこの店には無いらしい。
最後にどんと来たのは、⑥白身魚の揚げ物・あんかけ風味。我がテーブルは8名の円卓。どんと2匹大皿にのせられていた。鯉では当然無い。なにか魚は特定できなかったが、揚げ具合は丁度良い。揚げ色は多少濃い。歩どんどの料理が茶色。彩りは唐辛子の赤が目立つ程度。まあおいしければ良い。まずまずの味。やや酢も利いたあんかけ。私は好きである。他の方があまりたべないので、骨だけを残していただいた。やはり魚に飢えていたようである。
もう最後、どんな杏仁豆腐が出されるものかと思えば、⑦フルーツ(オレンジ・パイナップル)。これは意外。しかし得体の知れない杏仁豆腐よりはよっぽど良いかもしれない。油に満たされた口がすっきりとしたのは言うまでもない。しかし、お茶がなかなかおいしい。かすかにジャスミンの香りもしていたような気がする。