クラスレッスンの話
2019年に入って火曜日のスタンダードクラスでは
「火」「水」「風」という抽象的な表現のレッスンをしているんだけど
この動きは流れの強弱を『弛緩』させる度合いの変化で体現しなくちゃ
見えてこないのさ
しなやかさが動きの肝になる
そして、動きの中に具体的な所作(しぐさ)も適度に入れ込むことで
パントマイムとしての表現となる
この具体的な動きを挿入しなけりゃダンスになっちゃうからね
金曜日は「ロボット振り」のレッスン
こちらは逆に動きを『緊張』と『間』『速度』で体現しなくちゃならん
硬質な動きが肝となる
ロボットなので動かせる関節も限られるし
筋肉の緊張を持続させ続け無きゃいかん
そして…動きたい欲求と戦う我慢が必要なんだよ
自分はしっかり「間」を取っている、すごく「ゆっくりとした速度」で動いていると思っても…
実は効果的とは言えないことの方が多い
だからその術を会得するには
動きのテクニックは言わずもがなだけど
我慢が必要なんだ
両クラス、真逆の要素だけど「身体を使いこなす」という意味では同じ
もっともっと自分の身体と向き合わなくちゃね
まだまだ使いこなせてないからさ
己の身体なのに…
当然、俺もだよ
でも、実に興味深いよね…人間の身体ってさ
そういう意味でもパントマイムって面白いんだ (^o^)
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江ノ上陽一