前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

時々・・

2008年10月03日 | Weblog
ふと考える時がある。
自転車って奥が深いなって・・・
皆は考える時ってないかな?

凄い縁?で始めた自転車。←ただ、会社の同僚の薦めで始めただけだけど・・・
当時はマウンテンで皆(チーム)に必死についていく。
そのときはマウンテン1台だけでずっといこうと思う。
しかし、気がつけばマウンテン1台にロードは3台持っている。
正直これだけはまるとは思っていなかった。驚 

11月、まだ自転車屋にマウンテンを借りて乗る。
12月最初、自分自身のマウンテンが出来上がり、変速付きの自転車に
初めて乗る。なかなか覚えられない。軽くしたいのに逆に重くしたり、
重くしたいのに軽くしたり、マゴマゴしている。
全部覚えようと思ったらこんがらがるから、左の親指は重くなると覚え、
あとはその逆と考える。
5月のゴールデンウィーク前に、初めてビンディングペダルを練習し、
淡路はビンディングで行くためにそうした。
固定されたペダル。始めは怖かった。
家の庭でしばらく練習する。
親が心配そうに見ている。けど、私はおかまいなしに練習する。

そうこうしているうちに、鈴鹿の話が持ち上がり、まさかレースなんて、
まだそんなレベルではないし、考えてもいなかった。しかし、後に
旦那になる人の薦めで、軽い気持ちで出場した鈴鹿。そこでいきなりの
5位に入賞。
負けず嫌いの私が自転車にはまる瞬間がここにあったのだ。

そこからの私は歯止めが利かない。
中学時代につちかった厳しいトレーニングが賜物であり、どんなに
厳しいトレーニングでも嫌にはならず、どんどんのめりこんでいくのが
わかる。
葛城山やら鍋谷峠やら、始めは2回も3回も休憩しながら登っていた自分が
思い出される。

始めて2年ほどの慣れてきた頃、一番落車が多かったような気が・・・
そう、始めは注意して乗っているが、慣れてきたころが、少々無理をする
乗り方をしてしまうもの。皆も経験あるんじゃない?
このコーナー、このスピードで曲がってもいけるやろ!とか、下りで少々
スピードを出してもいけるやろ!とか、甘いことを考える。

怖かったのがチームで鈴鹿前、タイムトライアルをしたときのこと。
私はここぞと言わんばかりに、少しでもタイムを速くすることだけを考えていた。
下りカーブでスピードオーバー、後輪ロックし、ブレーキが効かない。
あ!と思った瞬間横のガードレールに激突し、怪我をする。怖かった。
私は、怪我をしたことより、ここで大きなタイムロスをした自分に腹が立ち、
半泣き状態で走りきる。
今考えたら、ただ単にチーム内でのタイムトライアルだっただけなのに、
本番さながらに考えていたんだと・・・

そう、私はいつでもどんなときでも一生懸命なのだ。遊びで走っていても、
レースで走っていても同じように全力を尽くす。それが私のモットーなのだ。
気をぬいて走るなら走らないほうがまし。一生懸命になることこそが、
自分を育て、ステップアップへとつながると私は思う。 
そりゃ、精神的に参っててしんどいなーと思うときや、今日は調子悪いなーと
思うときはあるよ。そんなときはジッと我慢。違うことで気を紛らわし、
リラックスリラックス。
自転車のビデオを見たり、SHIMANOのホームページを見たり、自転車雑誌を
見たり、皆のブログ見たり・・  

けど、やっぱり自転車のことは頭から離れないね。
1日たりとも全く自転車のことを考えない日ってないよね。
自転車馬鹿と言われてもいい、自転車きちがいと言われてもいい。
だってそのとおりだもん。 

もうすぐ丸6年になるかな。自転車というものにめぐり合って。。。
そう、自転車が私の人生を変えたといっても過言ではないのだ。
チームに入らなければ、旦那と知り合うこともなかった。
誰か他の人と結婚し、自転車とは縁もゆかりもなく人生を終えることに
なっていたはずだ。
そうなると、大好きなSHIMANOのことも知らず、海外の有名な
自転車選手のことも知らず、当然鈴鹿や他のレースなんかも知らずに
終わっていた。

風を切って走ることの気持ちよさ、素晴らしさ、そして苦しいながらでも
登り切ったときの達成感が味わえる自転車。
少しでも多くの人にこの自転車というものの本当の素晴らしさを
わかってもらいたいな。