前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

谷瀬吊橋レポ後半

2009年05月05日 | Weblog
しかしまーこのGWはよく走ってるため、なかなかレポが追いつかない。苦笑
まだ、谷瀬の吊橋の前半が終わったところだもんね。
今回は吊橋ツーリング190㎞の後半のレポ頑張るよ。

行ったのは5月2日の土曜日。この日は快晴だった。 

下の写真は吊橋の全景・・・って全部も入ってないけど・・・汗 
とにかくここに来るのに高野山からさらに40㎞も山の奥・奥・奥深く入った所に
位置する吊橋。観光客も多かった。



無事、目標を果たした私たちは3時ごろ、帰路の道へと急ぐことにした。
帰りは高野山方面へは帰らず、違うルートで帰る。
私は帰りの登りは金剛の登りだけだと安心しきっていた。
が~ しか~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っし・・・・
その思いは果かなくも消え去った。
というのは、天辻と言って、地元の人なら知ってるだろうきつくて長~~~~~い
上り坂が私の疲れている足をあざ笑うかのように待ち構えていたのだ。
あまり疲れていない旦那は平然と軽々ペダリング。ダンシングとシッティングを
交互に繰り返し、見えている背中がどんどん遠くなる。
私は気にせず、マイペースで登っていく。

心の中で思った。え?これって金剛じゃないよな。(わかりきってるけど・・・)
なんでこんな坂あるん?こんな坂あるって言ってなかったのに・・・ブーブー。
そう、旦那も初めての道のため、こんな登り坂があるなんて思っていなかったのだ。
知ってたら言ってくれてた。 
初めて登る坂は特にしんどく感じるが、登り坂があると思っていないところに
登りがあるとなると、よけいにしんどさ倍増なのだ。汗
この日は調子が良かったとはいえ、想像していない場所、そう、これから登りやと
気合を入れる間もなく始まった登りに、最初はちょっとした坂なんだろう・・・と
あまく見ていた私。けど、登っても登ってもまだ続くんかい!って怒りたくもなるような
坂が私の進む道を塞ぐかのようだ。
もーええやろ!いつまで続くんや!と怒りたくもなるような坂。
ほんと、これこそオイオイ!って感じ。

その坂の頂点に下の写真のモニュメントがあったのだ。
そこで休憩し、余裕シャクシャク?の顔でピースをする私。
しかし、実は疲労困憊状態。汗 



しばし休憩の後、又帰路を進んだ。 
天辻を越えてどの位走っただろうか? 数多いトンネルをくぐり、ひたすら走る。
ようやく最後の山、金剛の上り口付近のコンビニで休憩。
この時、既に6時前。
え?6時前って・・・まだこれから金剛越えて、河内長野から家まで帰らな
あかんやん。だのに6時前でまだ金剛の奈良側にいるってどういうことよ。
と言っても仕方がない。
旦那は多分このぐらいの時間になるだろうと予測していたようだった。
ま、計算すると金剛の頂上で6時半過ぎ、河内長野に下っている最中で完全に日が
暮れるだろうと予測した。
けど、今回はライトを持ってきているから安心・・・と思ったのは、この時だけ
だった。後にこのライトが役立たず!と思うはめに・・・
そんなことは、つゆ知らず、とにかく金剛の最後のヒルクライムへと私たちは
挑んだ。  
えっちらおっちら・・・マイペースで登る。
旦那は、私が疲れてるだろうからゆっくりでいいよ・・・と声を掛けてくれる。
しかし、私は少しでも早く登らないと日が暮れてしまう・・・と必死で登る。
ちょっとでも日が出ているうちに・・と思う気が私のペダリングでも現れていた
ようだった。思ったより軽い足取りでペースもそこそこ速く、12~3km/hで登れる。
これは調子いい!と自分で嬉しく思う。

考えたら、いつも金剛を登るときは疲れきっているときばかりなのだ。
吉野からの帰りとか、長い距離を走って最後の登りが金剛・・とか・・・
メーターを確認しながら、あと3㎞、あと2㎞・・・と自分に言い聞かせ、軽い
ペダリングで廻すように登る。後ろに重心をもっていくようにしてハムストリングで
登る。かかとが下がらないようにしながら、後ろの筋肉を使って、腕で引っ張りながら
登る・登る・登る・・・

ヤッター。暗くなりきる前に金剛にたどり着いた~~~ 
すかさず写真を取り、ウインドブレーカーを着てそそくさと下っていく。
ね、もうこの写真って薄暗いでしょ。汗 
この時既に夕方6時半ごろ・・・ね、証明できる暗さでしょ。笑



そして、さーテールライトを・・・とスイッチオン。
ん?え?付いてない?ん?おかしい・・・
もーーーーこんなときに・・・
トンネルをくぐるときには付いてたのに・・・泣
そして、旦那のテールライトを私につけてくれた。 
そして、前のスモールライトもスイッチオン。
え?うそ~~ なんか、暗い?
かろうじて付いているもののなんか元気がない・・・汗 
これはこのままおいといて・・・

大きいライトがあるから大丈夫! 
スイッチオン。
え?なんで?
さっき付いてたのに・・・
ふざけんな!
私は思わずパンパンたたく! 怒 
なんでことごとくこんなんやねん!肝心なときに付けへんってどういうことよ!

せっかく昨日確認しといたのに!その時ちゃんと付いたのに!
私は怒りまくってた。そして、たたいた拍子にパッとついた。
ずっと付いとけよ!私はつぶやき、進んでいく。
しかし、少し路面が粗い下りにさしかかった瞬間、ライトの上カバーがコロンコロンと
落ちてライトがつかなくなった・・・ガーン。 
次はライトが逆切れしたのかな?汗
旦那はカバーが落ちた音に気付き、後ろを振り返って、私が事情を説明し、
ライトのカバーを旦那が拾いに行ってくれて、ライトが付かなくなった原因を
探ってくれた。
原因はライトの電球と本体を結ぶ線の接触不良だった。
そして、機嫌よく電気(ライト)がつくようになったものの、なんか暗い。
昨日確認したときは確かにバッテリーはあったはずなのに、段々暗くなってきたのだ。
うっそ~~ なんか狐にだまされたみたい・・・汗 

これからゆっくり帰るから大丈夫だよ。旦那が優しく私をなだめてくれる。
暗い道は結構走りなれてるものの、やっぱりライトがなかったら寂しいよね。汗
しかし、いつもの走りなれている道に出てきて、一安心。
明るいところでメーターを見ると180㎞だった。ここから家までは10㎞はあるよと
旦那。ヤッター、初めて190㎞走れるんだ~~~
とわかった瞬間から疲れもしんどさも吹っ飛び、妙にハイテンションになった私。
そう、サイクリングハイになったのだ。

疲れているはずなのに喜びと感動の方が勝っており、笑いがとまらず、そこから
凄く興奮している自分がいる。うきうき気分。ライトがつかなくなったことも、
メーターの電池が点滅状態になったことも、スモールライトが付かなくなったことも
テールライトがつかなくなったことも何もかも忘れ、喜びと達成感、嬉しさだけが
頭をよぎる。 
まさにサイクリングハイ状態。 
自分で自分が信じられない状態。よくぞここまで走ったな~~~~~
頑張ったな~~~
自分で自分を褒めるにふさわしい瞬間だった。

そして色々トラブルがあったものの、無事家に到着!
旦那の言うとおり、メーターは190㎞を少し越えていた。
4つの山を越え、190㎞走行。
本当に記念すべき日となったことは、一生忘れないだろう。

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