はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

走る前に(国民医療費/国民負担率など)

2010-12-06 | よもやまばなし社会保険
 毎年想うことながら、今年もあとわずか。
本来なら仕事がら、走り回らなければならない(?)年末ですが、
特定社労士研修カリカリ
自身の授業で社労士の先生方にお話いただく機会の準備でドタバタ
年金や労務の勉強会へイソイソ
 と出歩くことが多くて、毎日をゆっくり振り返ることがなかなか無かった一年、
ここのところカラダにはじんましんがポツポツ、早くもエネルギー切れ?


ネットの医療情報 見極める
(東京朝日(新潟)2010年10月20日29面)


 病院に行く暇がなく、知り合いからクスリをもらうもののホントに大丈夫?
クスリの名前が書いてあったためネットをハシゴして調べると、
よくある市販薬の処方のようでさっそく塗るもののイマイチ。
処方薬は本来、本人のために処方されたモノ。


薬局のヒヤリ事例1460件 昨年4~12月 1700軒を対象に初調査
(東京朝日(東京夕刊)2010年11月6日10面)


 良くないことは分かっていますが、病院に行く暇が無い。
でもそれも言い訳なワケで…。


『生活苦で治療中断』 医療機関4割経験 保団連調査
(東京朝日(新潟)2010年11月12日37面)


 この記事の場合は、時間が無いのではなくおカネが無くて
自らクスリを断るというもの。


生活が厳しくても受診あきらめないで 『無料定額診療制』に注目
(東京朝日(新潟)2010年10月27日23面)


 働きすぎはカラダに、おカネが無いこともカラダを蝕(むしば)むことも、
病気は病気だけ見ていても治りません。


低所得世帯の高額医療費 窓口負担軽減 見送り
(東京朝日(新潟)2010年12月2日5面)


 高額療養費とは、お医者さんに支払うおカネが一定額を超えると
その分は保険が肩代わりしてくれる制度のこと。
そんなのような話が成り立つのも、
お金持ちでもそうで無いヒトでも、健康なヒトでもそうで無いヒトでも
ミンナで支える「国民皆保険」のおかげ。


国民医療費 最多34兆円 08年度
(東京朝日(新潟)2010年12月2日5面)


 とはいうものの、ニホンの医療費のやり繰りは、世界的には優等生。
国民負担率の対GDP比約3割

 支えることを人任せにはできません。
ミンナで支えるココロはこれからも誇りに。

収入減の世帯の国保窓口負担減免『生活保護以下』対象に 厚労省通知
(東京朝日(新潟)2010年9月14日4面)
70~74歳 医療費負担増 厚労省方針 13年度にも2割に
(東京朝日(新潟)2010年10月21日1面)
医療保険 現役も増 高齢者新制度 健保は年9万円 2025年度試算
(東京朝日(新潟)2010年10月23日1面) 
保険料頼み 限界論も 高齢者医療新制度 公費増の意見次々
(東京朝日(新潟)2010年10月26日4面)
 
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