22日、日経小説大賞の授賞式・座談会が日経ホールであった。
受賞は、「姥捨て山繁盛記」太田俊明著
受賞式後、座談会があり登壇は、選考委員の辻原登、高樹のぶ子、伊集院静、司会者。
小説の内容は、定年まじかの主人公が若年性痴呆症にかかって会社をやめ、過疎の村に移住して限界集落の問題、ダム建設反対活動などの攻防や娘との人間模様などを描いているそうです。選者の弁によるとバランスの取れた良い作品だということです。
著者は、60歳定年で会社をやめ、そこから毎年1作品を日経小説大賞に応募し65歳までに大賞を取ろうと目標を立てたそうです。そして3作目で目標達成。東大を卒業され、在学中は、野球部に属されていたそうです。伊集院静氏も立教の野球部出身で後輩に野球部出身の作家が出られたことを大変喜んでいました。会場には、東大野球部の同期が来られていて
あの江川氏との対戦でポカをやってしまったことが披露され笑いをさそっていました。著者の人間味を感じることが出来ました。野球ネタや、限界集落ネタから辻原氏の和歌山県もいじられていました。高木氏と伊集院氏は、山口県の防府高校出身で高校の校門前のバス停は、防高校門前・・・ボウコウコウモンマエ・・・爆笑をかっていました。
座談会は、本の紹介、選考理由、内容からいろいろと話がはずんだりそれたり、それが面白かった。
伊集院氏曰く、この文学賞を盛り上げるためにも女性の方のもっとの応募と応募される方の情熱、意気込みが必要との事。今回8回目で、受賞者最高齢63歳を記録。高齢化社会になり若さを保つ秘訣は、やりがい生きがいを持ち続ける事と作家先生方が言っていました。
伊集院氏曰く、氏は、ワープロを使わずまだ手書き、そして電子辞書も使わない主義、こだわりをもっているそうです。そしてプロになったからには、どんな文章を頼まれても、同期会の同人誌への寄稿をたのまれても原稿1枚、5千円でも取らなければならないと言っていました。プロ意識と責任、水準以上を書くという覚悟が感じ取れました。
ということで、この本を読んでみようと思っています。
受賞は、「姥捨て山繁盛記」太田俊明著
受賞式後、座談会があり登壇は、選考委員の辻原登、高樹のぶ子、伊集院静、司会者。
小説の内容は、定年まじかの主人公が若年性痴呆症にかかって会社をやめ、過疎の村に移住して限界集落の問題、ダム建設反対活動などの攻防や娘との人間模様などを描いているそうです。選者の弁によるとバランスの取れた良い作品だということです。
著者は、60歳定年で会社をやめ、そこから毎年1作品を日経小説大賞に応募し65歳までに大賞を取ろうと目標を立てたそうです。そして3作目で目標達成。東大を卒業され、在学中は、野球部に属されていたそうです。伊集院静氏も立教の野球部出身で後輩に野球部出身の作家が出られたことを大変喜んでいました。会場には、東大野球部の同期が来られていて
あの江川氏との対戦でポカをやってしまったことが披露され笑いをさそっていました。著者の人間味を感じることが出来ました。野球ネタや、限界集落ネタから辻原氏の和歌山県もいじられていました。高木氏と伊集院氏は、山口県の防府高校出身で高校の校門前のバス停は、防高校門前・・・ボウコウコウモンマエ・・・爆笑をかっていました。
座談会は、本の紹介、選考理由、内容からいろいろと話がはずんだりそれたり、それが面白かった。
伊集院氏曰く、この文学賞を盛り上げるためにも女性の方のもっとの応募と応募される方の情熱、意気込みが必要との事。今回8回目で、受賞者最高齢63歳を記録。高齢化社会になり若さを保つ秘訣は、やりがい生きがいを持ち続ける事と作家先生方が言っていました。
伊集院氏曰く、氏は、ワープロを使わずまだ手書き、そして電子辞書も使わない主義、こだわりをもっているそうです。そしてプロになったからには、どんな文章を頼まれても、同期会の同人誌への寄稿をたのまれても原稿1枚、5千円でも取らなければならないと言っていました。プロ意識と責任、水準以上を書くという覚悟が感じ取れました。
ということで、この本を読んでみようと思っています。