せっかくなので、卒業研究をココでも発表!
☆はじめに☆
アクリル酸と酢酸ビニルなどの他のモノマーを共重合させたポリマーは、接着剤や塗料、結合剤、印刷インクのような製品に幅広く用いられていて、水道管の塗料としても用いられている。
その一方で、アクリル酸モノマーは危険物第4類に分類される劇物であり、強い腐食性を示す。このため、アクリル酸を使用している合成工場では、近年高塩水中のアクリル酸の処理が問題となっている。現在のところ、水質基準は特に設けられていないが、水道施設の資機材や給水装置からの溶出が懸念され、要検討項目となっている。
本研究では、アクリル酸モノマーの処理方法を開発するため、定量方法と吸着捕集を検討しました。
図は本研究のメカニズム。まず上を見てください。
有機溶媒吸着剤とアミンを含む親水性溶媒を攪拌し、固体吸着剤にアミンを担持させます。
(アミンを固体吸着剤が取り囲むカンジ)
その後下の図のように、アミンを担持させた固体吸着剤とアクリル酸水溶液を混ぜて、攪拌する。
すると、アミンとアクリル酸が反応して、アクリル酸が固体吸着剤の中に取り込まれる。
以上のような研究を行いました。
これからしばらく検討実験の内容と結果をアップして行きます!!
☆はじめに☆
アクリル酸と酢酸ビニルなどの他のモノマーを共重合させたポリマーは、接着剤や塗料、結合剤、印刷インクのような製品に幅広く用いられていて、水道管の塗料としても用いられている。
その一方で、アクリル酸モノマーは危険物第4類に分類される劇物であり、強い腐食性を示す。このため、アクリル酸を使用している合成工場では、近年高塩水中のアクリル酸の処理が問題となっている。現在のところ、水質基準は特に設けられていないが、水道施設の資機材や給水装置からの溶出が懸念され、要検討項目となっている。
本研究では、アクリル酸モノマーの処理方法を開発するため、定量方法と吸着捕集を検討しました。
図は本研究のメカニズム。まず上を見てください。
有機溶媒吸着剤とアミンを含む親水性溶媒を攪拌し、固体吸着剤にアミンを担持させます。
(アミンを固体吸着剤が取り囲むカンジ)
その後下の図のように、アミンを担持させた固体吸着剤とアクリル酸水溶液を混ぜて、攪拌する。
すると、アミンとアクリル酸が反応して、アクリル酸が固体吸着剤の中に取り込まれる。
以上のような研究を行いました。
これからしばらく検討実験の内容と結果をアップして行きます!!