じんかん

今村翔吾さんの「じんかん」

仕えた主人を殺し、将軍を暗殺し、東大寺大仏殿を焼いた　戦国一の極悪人と云われる松永久秀

その生涯を織田信長が小姓・狩野又九郎に語る形で物語が進みます

民を大切にし、戦のない時代を切り拓くために政局を読んで誰について行けば良いのかを見極めていく

歴史は領地争いや家督争い、誰がてっぺんに立つか、、、などなど　戦って人を殺めていく事の繰り返しですね

民主主義国家にする為に時期をみて動いていた松永久秀であったようです

極悪人と伝えられている久秀も見方を変えれば尊敬する大将だったのかも知れません

この本で書かれている松永久秀の出身地が私の出所と同じだったので凄く親近感を持ちました

私の先祖とひょっとしたらご近所さんだったかも？〜　(笑)

とても興味深く読みました

お薦めの一冊です