5月12日
杉森神社72候 虫鳴始=クビキリギスが鳴き始めました
アオバズクの鳴き声がよく聞こえています。
5月13日
夏まで予定されていた出張講義がすべて中止となりました。
通信教育部門の影響はないです。
実は、神職資格を取得するための通信教育(大阪國學院)があります。資格取得講習会が各地で中止となる中、通信教育に対する注目が集まるかもしれません。問題は、定数100名と規定されていることから、これを超える入学は認められていません。
新型コロナウイルスがまだ続くという想定で、特例措置も検討されるといいのですが、そうじゃなくてもますます過疎地域の神職は高齢化、減少傾向となっています。
そうした中、資格取得には「信仰」は問われていないというのが事実です。信仰を説く人がいないのかもしれませんね。だから、個人的な考えをもってキャラクターグッズや妖怪グッズが神社の社頭に並ぶことが生じています。
神社本庁憲章(神職の拠って立つところ、いわば神職の憲法)では、
第6条 祭祀は、報本反始の誠を捧げ、古来の伝統と、別に定める制規に従って厳修する。
第8条 神社は、神祇を奉斎し、祭祀を行ひ、祭神の神徳を広め、以て皇運の隆昌と氏子・崇敬者の繁栄を祈念することを本義とする。
3 神符、守札等の取扱ひについては、信仰上の尊厳を汚してはならない。
第11条 神職は、ひたすら神明に奉仕し、祭祀を厳修し、常に神威の発揚に努め、氏子・崇敬者の教化育成に当ることを使命とする。
2 神職は、古典を修め、礼式に習熟し、教養を深め、品性を陶冶して、社会の師表たるべきことを心掛けなければならない。
3 神職は、使命遂行に当って、神典及び伝統的な信仰に則り、いやしくも恣意独断を以てしてはならない。
今やこの内容を無視していると思われることが起きています。テレビ等で取り上げられることで、これは「いいことじゃないか」「そんなやかましいこといわなくてもいいじゃないか」などという風潮がでてきます。その行く末は、「神道」はなんでもありの道になり、ひいては日本の国柄が崩れていくやもしれません。
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※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。
6月 1日 午前10時 月次祭