6月8日
健診日、悪玉OK、不整脈順調!
午後、茅の成長具合の状況確認、亀山神社で御霊について議論
御霊の話を真剣に議論する場所は、神社界広しといえど、なかなかありませぬ。
本居宣長は『古事記伝』で隠れる意について「隠而は、顕国を去て、黄泉国になり」とし、隠れるのは御身であるとして「此世間にありとある幽事は、悉に此大神(大国主神)の所知看すことぞかし、さて如是隠坐は、現御身のこと、上に僕(あが)住所者(すみかは)云々とあるは、此国に留めたまふ御霊の、鎮坐む處を云なり、此差別よくせずは混(まぎ)れぬべし、凡て神代の事は、此現身と御霊とのことを、只一さまに云伝へたる【これ上代の意なり】故に、まぎらはしきこと多かり、【伊邪那岐大神の御事を、書紀に、登ㇾ天報命、仍留二宅於日之少宮一とあるは、現御身の御事を申し、構二幽宮於淡路之洲一、寂然長隠と申し、又此記に、坐二淡路之多賀一と申せるなどは、皆御霊の鎮座を云、又須佐之男大神、現御身は根国に就(いでまし)て、御霊は、出雲の熊野に坐たぐひ、猶おほきを思ふべし】」と解き、顕幽の関係については「始に伊邪那岐大神と伊邪那美大神と分れて、顕国と黄泉国とに帰(いでま)し、其御子天照大御神と須佐之男大神とも、又顕国と黄泉国とに相分れたまひ、今又其御子孫相分れて、終にかく顕(あらはにごと)と幽(かみごと)とを所知食すべく、永く定まりぬる、其間の種々の事皆、顕と幽と相交りて、幽より顕を助け成就(なせ)り、これかの御禊段にも委曲(つばらか)に云る如く、善は惡より生る理りを、終始をよく考へわたして、曉(さと)るべきなり」と日本人の霊魂感にかかわることが解釈されている。
墓守りの人が絶え、子孫が絶える家々の御霊に対して、最後にどのような祭祀を行うか、急務なテーマであることは間違いない。
落ち葉の焼却用ドラム缶が到着しました。ご縁に感謝感謝
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祭典・行事予定
※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。
6月 1日 午前10時 月次祭
6月30日 午後2時 夏越の大祓
7月1日 月次祭午前10時