ハッと我に返って目が覚めました。
まだ2回目、
毎日出てきて構わないんだよ。
ティオは自分が犬だという自覚がなかったので、
虹の橋の入口で待たずに家のどこかに居ると思う。
ソニアとジュナ、
特にソニアが吹き抜けのふとした空間の一点をジッと見つめていたり、
階段の上の方を佇んでジッと見つめていたりしているから・・・。
ふたつめに変わったこと。。。
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犬を室内飼いする以上、
毎日の部屋の掃除は必須条件。
多頭飼いしていれば、
ゴミ、皮脂カス、抜けた被毛、その他・・・
家の中は住んでいる本人達以外には悲惨としか映らない状況になるのが一般的。
だけど・・・
あの日を境に、
掃除機に溜まるゴミの量が段違いに減ってしまいました。
仕事から帰宅して部屋を掃除機掛けする時に、
床で渦を巻いて堆積するほどだった量の被毛が、
信じられないほど少ないことに気付きました。
ソニアとジュナだけ、
つまり2頭になっただけでこんなに変わるんだね。
あの日から時間が経つほど、
余計に心が苦しくなって、
今日も部屋を掃除していたら2人して涙していました。
人間は時間が経つと記憶を風化させたり、
記憶を美化して都合良く書き換えてみたり、
便利で調子の良い生き物だ。
自分達はそうはなれないな・・・これからもずっと。
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