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呼び戻すと跳ねるように走ってくる姿
エヘへ顔して近づいてくる表情
たまらなく大好きだった。
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棒をガジガジする棒遊びも大好きだった。
この表情、最高だよ。
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年明け元旦早々にマザー牧場で、
バックに富士山。
例外なく自然の中、森の中、山の中、
道なき道をかき分けるように進むのが大好きだった。
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犬よりも人が大好きだから、
パブリックはまったく問題なかった。
どこに連れて行っても一切トラブルもなく、
行き交う皆さんにふれ合ってもらえたのが自慢。
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気付けばボルティング、
その他のトリックもマスターしていました。
本当によく頑張って自分の無理な期待に応えてくれたと思う。
本当はディスクドッグなんかより、
紐やボール遊び、追いかけっこ、一緒にお出かけする方が大好きだったんだよね。
意識の食い違いで摩擦が生じたときもあったりして、
短絡的だよね、押しつけだよね、エゴだよね・・・。
人と犬との本当の関係、
根っこの部分でそれに気付かせてくれたのもティオでした。
今日、お客さんの所で話をしていたのですが
大事に飼っていたサモエドが年明け早々に病気で亡くなってしまったと。
自分も訪問する度に可愛がっていたので茫然自失でした。
ティオのこともあったので、
仕事が頭から消え去ってしまい取引先の奥さんと一緒に泣いてしまいました。
単純にまた犬を迎えれば良い、
まだ他にも飼っている犬がいるじゃない等という、
そういう問題なんかじゃないという言葉を聞いて本当に辛かった。
夜、ひとりでリビングに居ると
いろいろと考えさせられます。
それでも自分は目の前に居るソニアとジュナ、
彼らとしっかり同じ目線、同じ立ち位置でおごることなく、
互いに向き合って生きていくよ。
今やれることをするだけ。
それを教えてくれたのもティオだから。