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三週間前と同じような青空だった今日。
まだまだ全然立ち直るなんて無理だけど、
前に歩みを進めていくソニアとジュナとの時間も同じくらいに大事。
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本当に三週間前には、
ソニアまでどうにかなってしまうんじゃないかと、
絶望で気が狂いそうになっていた自分が居ました。
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この通り、笑顔を取り戻してすっかり元気になりました。
歩く姿、走る姿もしっかり感が見て取れます。
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ジュナと一緒になって元気いっぱい。
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今日も走りまくって、
跳びまくって大好きなディスクを満喫したジュナ。
三週間を経過して、
ジュナの行動にも変化が出ています。
甘えっぱなしだった立場から変わってしまったからね。
ようやく大人の雰囲気という様子が見えてきました。
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遠くから遊んでいる姿を見ていると、
やはり今までと全然違ってしまったと母ちゃんがポツリ。
ティオの姿が無い・・・しばらく涙が止まらない。
景色が変わってしまった。
空間がもの凄く広く感じられるようになってしまった。
ここの広場を訪れる度に涙してしまうのだろう。
それがいつまでになるのかなんて解らないよ。
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ジュナが心配して母ちゃんにずっと寄り添っていました。
大丈夫だよ、父ちゃんも母ちゃんも大丈夫。
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自分達の意思に関わらず、
時間は無情に、残酷に過ぎてしまう。
今この時間は二度と取り戻せない・・・後悔するのは絶対に嫌だ。
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ソニアにもジュナにも失礼だし、
ティオにも申し訳ないよね。
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立ち止まって泣いて、
あふれ出す記憶を思い出して涙して、
日常一緒だった景色、場所を目にして感情が抑えられなくなって。。。
それでも前に進んでいくしかない。
春夏秋冬、あと何回過ごせるのか。
自分自身の残りの人生を考えたらおおよそ見当は付いてしまう。
楽しまなければもったいないでしょう。
それを気付かせてくれたのもティオ、ソニア、ジュナ。
そう、大事な存在である犬達だから。
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車に戻る頃、辺りは真っ暗。
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久し振りだね、一番最後まで居残っていたのは。
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ネックウォーマーとニット帽も、
久し振りに使い始めました。
いろいろな面、些細なことだけど初心に還ってという感じなのかな。
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頭上には冬の星空。
オリオン座を見上げて夢を語る。。。
決して叶うことのない夢だと解っているけど・・・
返してほしい、今までの生活、風景、時間、すべてを。
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明日も走りに行こうね。