してやられました

どちらかというと　あまり　ミステリーは読まない方ですが

コメントを入れてくださった方のお薦めで早速図書館へ。

最後にどんでん返しがあるだろうと　気をつけて

気をつけて　気をつけて　読み進めました。

 

「葉桜の季節に君を想うということ」　　歌野　晶午著

　　成瀬将虎は探偵をしてみたり　パソコンの先生をしてみたり　ガードマンをしてみたり

と　なんでもやさん。本人は「何でもやってやろう」を自称している。

そんな彼が頼まれたのが　悪徳商法でだまされ　その上事故にあい

なくなってしまった人の身内から

「納得がいかないので調査して欲しい」との依頼。

その太い縦糸を軸に　　色々な登場人物が横糸となり　絡み合い

見事な話を織り上げていきます。

悪徳商法のこわさ・それから逃れられないこわさ・

社会派的でもあり　ハードボイルド的でもあり

お話だけでも十分に楽しく　おもしろいのですが

最後の方でいよいよ大詰めというところで

？？？？　えっ！なに？…

えぇ～～～～～～すっかり騙された・・・・

と　最初にもどってもう一度読み直してしまいました。

気をつけて　気をつけて　読んでいたのに　すぅ～～～～～かり騙されて　しまいました。

　騙されたというより　人の思い込みの危うさを

しっかり　知らされました。

こればかりは　絶対に映像にできない　本を読む者にだけ許された

一級の娯楽作品です。

 紹介してくださった　　imariko 70　さん　ありがとう。

またまた読書

前回はヤクザ家業のお兄さんと

腐れ縁で結ばれた若者のお話でした。

一転して今回は正統派のエッセイです。

「わが母の記」　井上　靖著

年を重ね日々壊れていく母をやさしい目で記録していく

すがすがしい文章を楽しみました。

読書の楽しみ

読書の楽しみは何と言っても知らない世界を

垣間見れることではありませんか？

今回はヤクザの世界を垣間見ました。

「螻蛄」　（けら）　　黒川博行著

経営コンサルタントの二宮君　二度と付き合いたくないと

いつも思いながらの腐れ縁は　ヤクザの桑原さん

今回も又この疫病神コンビが大活躍

法曹界の闇をあばきます。

気の弱そうな二宮君と度胸も腕っぷしも並ではない

桑原さんとの会話がなんともいえず楽しいです。

シリーズ４作目らしいですが　前の３作は読んでません。

いつか　大暴れをしてスカッとしたくなったら

又読むかもしれません。

本２冊

なまけものの私は何もしないで本を読んでる時が

一番幸せ！！

最近のほん　その一

「おちゃっぴい」　　宇江佐真理著

江戸下町に住む人たちの日常を色々な角度から楽しく検証。

もう殆ど内容は忘れかけ・・・・（情けない・・・・　だから早く書いておかないと・・・）

その二

「ロマンス小説の七日間」

まるで少女まんがのような楽しい読み物。

翻訳家が翻訳しているお話と・・・これは中世ヨーロッパの恋物語です。

翻訳家自身の現実の恋と

翻訳家が勝手に妄想して書いてしまった物語

の三編が　短い中で楽しめます。

何もしない連休

世の中はゴールデンウィークとかで

マーケットに行ってもなんとなくいつもより

人が少なく　皆さんどこかへいらっしてる様子　　

こちらは　特に何の予定もなく

いつもの連中とワイワイ外食１回　　

主人と二人で静かに外食１回　

それ以外は殆ど庭で草と格闘し

おかげで　腰は痛い　手首は痛い　最後には膝まで・・・

それなのに　あざ笑うかのように次々と草が・・・

もう　あきらめた！　芝生がもう少し伸びたら

芝刈りならぬ草刈りをしよう。