暇にあかせて

作ることが好きです。
木でも布でも 新しい
形にします。

Tシャツプロジェクト

2011-06-28 17:17:17 | 日記

4月のはじめ 私たち病院ボランティアの仲間4人で

被災地に何かをしたい と 考え

義捐金は一向に配られる様子はないし もっと

形のあるものを・・・ということで

Tシャツを作って送ろう!!! と いうことになりました。

デザインは入院患者さんにお願いしました。

女性 男性 子供 といい具合に絵の上手な人達がいて

話はとんとん拍子。(実は仲間に有能な人達が居るのです。)

イラストレーターで絵も描かれる方が これまた ボランティアで

シルクスクリーンの製作と印刷を引き受けてくださいました。

6月22日 総出で印刷を手伝い 無事陸前高田に送ることが

できました。多くの方たちに感謝 感謝です。


読了

2011-06-27 17:01:07 | 

獄医立花登手控え 1~4  藤沢周平作

いつ第3巻を読んだのか 第2巻はどんなだったのか

すっかり忘れてしまいましたが とにかく第4巻も読み終えました。

立花登先生 ついに獄医をやめ 蘭学を学びに大阪へ

頼りない叔父の先生や人使いの荒い叔母やその娘

道場の友人や同心 多くの人達に恵まれた彼はついに

そこの娘と夫婦の約束を交わし って いとこ同士じゃないの?

と 思いましたが気にしない気にしない。昔はよくあったことです。

色々な事件を解決し 柔術で身を守り と なかなか楽しいお話でしたが

最後の 明後日には大阪へ という日の夜

彼と娘は娘のたっての希望で夫婦の契りをむすぶのですが

この場面がとても美しく ほほえましく 良かったなぁ~~~

と 思えるのです。私って変かな?


映画を見るより・・・

2011-06-01 20:43:51 | 

以前から気になっていたのですが

図書館に行くと200人待ちとか言われて

結局ボランティア図書にあるのを借りてきて

やっと読めました!

「八日目の蝉」  内容は不倫だの誘拐だの訳のわからない団体だの

決して楽しいものではありませんが

とにかく面白い。 文が上手で筋立てが良くテンポも良く

あっという間に読まされてしまいます。

八日目の蝉は仲間が七日目に死んでしまった後

まだ生き残っている一人ぼっちの蝉。

でも 一日分他の蝉が見れなかったものを見ることができた蝉。

それは何だったのか 読んだ人の思いしだいでしょうか?

誘拐した人も、された子供も、生みの親も それぞれ辛い人生です。

浮気をする男も 不倫と知っていて抜け出せない女も

主人の不倫相手を恨み続ける妻も 誰もが泥沼にはまっています。

自分の身の回りからは程遠いこんな事件も 現実には起こりうることなのでしょう。

辛い話ですが最後は全て良かったなと思えます。

女性向けの一冊ではありますが・・楽しめました。