週に一度 病院ボランティアをしています。
色々な患者さんから 色々な事を学ばせて頂いています。
手先のとても器用な方
お話の面白く楽しい方
そして 色々な才能をお持ちの方。
その中に 素晴らしい絵の才能をお持ちの方がいらっしゃいます。
その方 先日お父様をなくされました。
自身入院生活を送ってられる身、お父様を看取ることもお葬式に参席する事も
かないませんでした。
その無念の思い お父様への惜別の思い それらを
「般若心経」を写経することによって鎮静しようとされました。
最初は型通りに写経されていたのですが
「自分の般若心経は これではない。」 と 思われたのでしょう。
(ご自身は あまりにも字が下手だったもので・・ とおっしゃってますが いえいえ ご謙遜です)
そして
ご自分の心のままに書かれたのが この「般若心経」です。
それはまるで お父様の魂を 極楽浄土まで誘うような
光に満ち溢れたものでした。
写真ではその素晴らしさを存分に発揮できないのが残念です。
(私の腕が未熟なのではありますが・・・)
これ一枚を書くのに どれほどの労力と時間を費やされたのかと思うと
なかなか言い出せなかったのですが 思い切って 「欲しい」
と 言うと あっさり 「いいよ!」 と言って 下さいました。
(何でも 言ってみるものですねぇ~~~)
早速 額に入れ飾らせていただきました。
感謝。合掌。
おまけ
中心部のアップ写真です。