発売時期まで結構時間があるのに発表だけ
されましたね。G10との相違はざっくり見て
撮像素子の変更とバリアングルモニタくらい
ですね。
バリアングルモニタはスイベル機を含めて
5台ほど使ったと思いますが、僕個人としては
あれば便利程度で必須って感じの機能では
無い気がします。動物なんかを動物目線で
撮る人が欲しい機能かな?後は人垣の上から
撮影する報道関係者?以前、成田でアンディ
ラウ氏をA1で撮影したことがありますが、
バリアングルモニタは役立ちましたが
その他の機能が追いつかずぶれぶれでした。
撮像素子の変更は画素を抑えてダイナミックレンジ
拡大につなげたとありますが、どうなんでしょうね。
ノイズに関していえば画素当たりのノイズは
減るかも知れませんが、画像って画素等倍で
見ることなんてほぼ無いですよね?画像全画面
表示で見る事が殆どだと思います。で、その際に
表示するソフトで自動にリサンプルしていたりすると
画素数当たりのノイズが同じ量なら画素が多い方が
全画面表示時はノイズが少なくなる按配です。
高輝度に強くなったというのは確かに改良でしょうけれど
画素据え置きでも出来た気がします。結局、画素を少なく
して救われるのは僅かに小絞りボケが改善されるくらい?
穿った見方ですが、他メーカーでも最近、1/1.8インチ搭載の
ハイエンドコンデジが画素据え置き若しくは低下させたのは
高級コンデジでは儲からなくなった事と、ユーザーの
ニーズが合致したからではないでしょうか?未だ売れていると
(利潤が確保できる)思われるデジ一では画素は少しずつ
増えていますが、いい加減画素だけの競争はやめにして
構造にメスを入れ競って欲しいですね。背面照射型や脱ベイヤー
配列、その他色々特許がでている様なので!
でG10保持者からG11を見ると、買い替えには至らないなぁ、
という感想の人が多いのでは無いでしょうか?たとえば
24mmからの5倍ズームでレンズが今以上に明るくなり、
歪曲補正等付けば考えますが、どうも今回の撮像素子変更は
メーカー側の原価低減措置のような気がしてイマイチ乗り気に
なれません。
画像は豊後森でG10にて撮影。豊後森には知る人ぞ知る
扇形車場の痕跡がありますが、この車輪もその跡形でしょう。