A DAY IN THE NEXT LIFE

デジカメを中心とした機器の話。

防音工事、その6。

2011-02-11 | Weblog

前日より大雪だという予報で戦々恐々としていましたが、
思ったよりは酷くも無く予定通り工事が行われました。

今日の内容は境界壁(17.9m^2)と境界壁に接する窓の壁に
石膏ボードを貼り付けるものです。

境界壁には吉野石膏の制振ボードをサウンドカットという
乾燥しても適度な弾性を持つ接着剤で貼り付け、窓側の壁には
9mmの石膏ボードを貼り付けるという工事です。

制振ボードは今まで見たことが無かったのですが、
実物は施工のミスが無い様に裏と表で色が違っています。
単体で叩いた所、通常のボードより響きが少ないようです。

で、これまた初めて見たのですがサウンドカットというボンド
見た目はいわゆる木工ボンドと殆ど同じでした。しかし施工した
工務店さん曰く、普通のボンドと違い伸びが少々控えめだそうです。
私も手で触り指で遊ばせながら乾燥させた所、通常の木工ボンドと
違いゴム系のボンドのような粘りがありました。

で、今日は貼り付けの工程は8割がた完成。窓側の壁の下半分が残った
程度(雪が心配で16時にはあがったので)

で、指で壁を叩いたり音を聞いてみた結果です。
あくまで自分の主観なのですが1ランク音が小さくなったようです。
まだ夜間の静かな時間でも無いのですが、小さな生活音は以前なら
壁、天井、境界壁から同等のレベルで聞こえたのですが今のところは
窓と天井に音が聞こえる比重が強くなりました。また指の関節で
壁を叩いた音も以前よりは明らかに小さくなっています。

9mmの通常のボードを貼り付けた壁は、やはり制振ボードを貼り付けた
壁よりは響きますが未処理の場所よりは響きは少ない感じです。
0.5ランクぐらい低いかな?って感じ。

ただ元々部屋がライブなせいか、和室に比べて壁を叩いた時の
コンコンという音は少々多めな気がします。またボンドも未だ
乾いていないので今後、どのように変化するのか興味深い所です。

またパネルの部分部分で叩いた音が違うのも気になるところ。
デッドな箇所あり、ライブな箇所あり。まぁ未処理の時よりは
制振はされていますが・・・。

最近はすっかりご無沙汰ですが以前はスピーカのキャビネットを
組み立てるのが好きで10本以上自作したものです。その時なども
木工ボンドを使って組み立てるのですが、組み立て直後と1週間経った
際のキャビネットの響きやスピーカ、その物の音質もかなり変わりますので。

なというか書きなぐった文章で散漫な文章となってしまいましたが
とりあえず逆効果にならず一定の効果が認められホッと一安心です。
これで壁紙を貼り、カーテンやらを入れれば、もう少し音も落ち着くと
思います。

画像は貼り付け断面が見られるコンセント部。制振ボードは2種類の
異なる厚みと比重をもつ石膏ボードを特殊接着剤で貼り合わせたボードです。
ですので1枚増し張りしただけで断面は3重の石膏ボードを貼り付けた
様子になります。因みに元のボードが12mmで今回の制振ボードは17mm
計29mmになりますね・・・

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