むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

お宝をご紹介(萬鶴)

2011-08-14 | 書道

先日、縁あって吉野大巨先生から桑原翆邦先生の書をいただきました。

早速、軸装し我が家に飾ってあります。

 

 

しかし、軸の綴じひもも、美を感じますね。

 

 

「両鏡相照」

山老魚目丁卯八十ニ

“りょうきょうあいてらす”

昭和62年82歳の作品です。

 

 

「其福日新」

金文

八十三魚目自祝

“そのふくひにあらたナリ”

昭和63年 83歳書

桑原翆邦先生は12月生まれだとか。

数え歳で、正月にご自分をお祝いし書かれたもののようです。

吉野大巨先生から、一寸訂正のFAXがはいりました。

桑原翆邦先生の9月20日がお生まれです。

明治生まれの方ですので、ご自分の年齢は算え年で、一月一日元旦になると昨年より一歳年を算えたようです。

先生より

 

 

 

お教室で先生にお見せし、感謝を申し上げました。

感謝の言葉だけです。

これらの作品の箱書をしていただきました。

 

 

我が家に大事なお宝が増えました。

 

お伺いしたのは、昨日(8月13日土曜日)です。

いつものように、ちょっと早めにお教室へ・・・。

“ピンポ~ン ちょっと早いですが失礼します”

“ハイどうぞ! 今日はお稽古日ではありませんが、どうぞ~”

???またやってしまいました。

お休みの日に来てしまいました。

先生は午後から結婚式にお出かけだとか・・・。

お忙しい中、個人レッスンとなりました。

笑談しながら、雑談しながら、先生も手を止めて、桑原翆邦先生の芸術展の作品などをご説明いただきました。

たっぷりと1時間半です。

 

おっちょこちょいと言うのか、自分の雅号を間違えてコメントするなど、いつもこんな調子です。

どなたか直す薬がありましたらご紹介ください。

できましたら、飲み薬の方を・・・。

 

(萬鶴)