スサの邑

畑の様子、明日葉の驚異的な魅力や食物繊維のこと、腸内細菌などの微生物や自然環境のことなど様々なことを発信していきます。

畑 N地

2023年09月07日 | 

一昨日はN地のカバークロップの刈り取り・粉砕作業がほぼ完了しました。
ソルゴーもセスパニアも草丈が2メートル近くになっていたのですが、比較的小型の自走式草刈り機(スパイダー モア)で何とか刈り取り・粉砕できて、ホッとしています。

N地の畝を粉砕したカバークロップが絨毯のように覆っています。
地中にもカバークロップの根っこが密生しているのでしょう。
こちらはお盆以降もほとんど雨が降らず、カラカラ天気が続いていますが、雨らしい雨が降れば土壌微生物たちが一気に活性化してくれると思います。

どうなることかとハラハラもしましたが、やってみて分かったことがいろいろあります。
来年からはソルゴーやセスパニアの播種時期を今年よりも遅らせて、梅雨入り前後にします。
それまでは秋蒔きのヘアリーベッチやペルシアンクローバーなどを育て、カバークロップとして畝を覆ってもらいます。

今年は5月半ば頃にソルゴーとセスパニアの種を蒔いたのですが、それでは背丈が伸びすぎてモアに負担をかけすぎることになりますし、猛暑の中での刈り取り・粉砕作業はさすがにしんどいです。

それと、カバークロップは畝の端の方には種を蒔かないようにします。
自走式草刈り機は平面での作業は楽なのですが、畝の谷ぎわのような段差のあるところではかなり使いにくくなります。
畝の谷あたりにはペルシアンクローバーなどを蒔いて、年に1~2回は小型耕運機で畝を上げ直します。
耕運機で全面耕耘して畝を上げるのはけっこう大変ですが、畝の谷のみの作業であれば簡単です。

来年の春から作物を育てる畝には、10月半ばまでにエン麦を条蒔きします。
生育次第では来春にモアを掛けて、すぐにまたエン麦かライ麦か大麦の種を蒔きます。
麦類の条間に作物を植えて、気温が高くなれば麦類は自然に刈れるのでそのまま草マルチにするか、様子を見てモアを掛けて草マルチにするつもりです。

今年セスパニアを育てていたところには、ヘアリーベッチというマメ科のカバークロップの種を蒔いて、地力の増進を図ります。
ヘアリーベッチはツル性のマメ科植物で、畑全体を覆うそうです。
梅雨前に自然に枯れて、草マルチになります。
そして梅雨前後にセスパニアを播種して、秋口にモアを掛けて、ペルシアンクローバか何かの種を蒔き、11月に播種機で在来種の小麦の種を蒔くつもりです。

実際にはどうなるか分かりませんが、今のところはこういう感じでN地を土壌微生物たちとの喜びの共生場に造り替えていこうと思っています。

皆さん、応援をお願いしますね!

今年の秋冬野菜は駅の向こうのO地で育てます。
この数日でほとんどすべて植え付けてしまうつもりです。
O地の様子もまたお知らせしますね。

家の近所の1号地はすでに返還して、アパートの建築工事が始まっています。
2号地に行きにくくなってしまって、2号地はサツマイモや黒枝豆飲み収穫するつもりで、11月には返還します。
残念ではありますが、こういう計らいだったのだと思います。
1号地・2号地への今までの応援、ありがとうございました!

 

(写真はじぃじ本人が作業を終えて撮ったもの。西日を浴びて写真を撮ってる足長じぃじの影が・・・)

 

 


にじ

2023年09月07日 | 日記

今朝7時過ぎころ、おばあちゃんが「〇〇さん、こっち来て見て!」と大きな声で言うので何ごとかと、慌てて行ってみると・・・西の窓から大きな虹がきれいに見えました。こんな近くでこんなに大きな虹を見たのははじめてで、外に出て写真を撮りました。おばあちゃんと一緒にこの感動を共有できたのもうれしかったです。すばらしい景色を見せてくれるこの地球はすごいなぁって。

実際、目で見たようなすばらしさが写真に写ってないのが残念。色もくっきり虹色でとにかく目の前で大きく感じました~