スサの邑

畑の様子、明日葉の驚異的な魅力や食物繊維のこと、腸内細菌などの微生物や自然環境のことなど様々なことを発信していきます。

あしたば通信 4月号

2024年04月16日 | 明日葉通信

あしたば悠々倶楽部通信 4月号NO.46

春爛漫の4月ですね。これを書いている今はまだ桜が咲いていませんが、もうすぐそこかしこで桜が咲いて、道行く人が上を向いて歩く、そういう季節がやってきますね。4月は新生活をスタートさせる方も多いと思います。慣れない環境で頑張る方もいらっしゃるかもしれません。どうぞ食物繊維をたくさん摂って、ストレスに負けない腸内環境を心がけていただきたいと願っています。新生活にエールを込めて今月の「あしたば悠々倶楽部通信」をお届けしまーす!!

 

☆新商品開発中です☆

皆様、乾燥食材って日頃お使いになられることありますか?野菜、キノコ、海藻など、乾燥してあると保存もきくし、便利でおいしいんですよね。私は「味噌汁の具」というものを愛用います。乾燥わかめや乾燥ネギやお麩なんかが入っていて、味噌汁にパラパラと振りかけるだけで具沢山の味噌汁になってとっても重宝しています。

様々な乾燥野菜等が商品として出回っていますが、無農薬にこだわって安心安全、しかも食物繊維に特化した「スサの邑」オリジナルの乾燥食材ミックスを今回開発中なのです!

野菜、キノコ、海藻などを、歯ごたえやおいしさをそのままに、程よい大きさにスライスカットして乾燥させる、というもの。

相性のよい具材同士で組み合わせて「和風スープの具」「洋風スープの具」「中華スープの具」の三種類を作ろうかという案が出ています。お好みの味付けのスープにパラパラ振りかけて煮込めば、具沢山のおいしいスープの出来上がり。

ただいまご好評いただいているミックスパウダーのポタージュスープ「食物繊維スープ」とはまた違った、歯ごたえとそれぞれの素材のうまみを楽しんでいただけると思います。

現在試作を進めていますが、乾燥した野菜やキノコのおいしいことおいしいこと。乾燥させることで素材のうまみが凝縮されるのでしょうね。これはおいしいね、と早くみなさんのもとへお届けしたい気持ちが膨らんでいますよ。

そしていつかスサの邑で採れた季節の野菜も乾燥させて使えたらいいなと思っています。全部の具材はとても無理ですが、その時期その時期のスサの邑の畑で採れた野菜を食べていただけたら、こんなうれしいことはありません。

また続報をお伝えいたしますね。どうぞ完成を楽しみに待っていてください。

 

じぃじ畑ばなし

〇3月上旬、O地に行ってジャガイモの種芋の植えつけをしました。O地は不耕起と決めているわけではないのですが、雨続きで耕転できないので、ほぼ収穫が終わった白菜やダイコンやキャベツなどの畝に、30センチ間隔ぐらいに植穴を掘って種芋を置いてきました。畑はまだまだ水分を多く含んだ状態なのに土が固まっていなくて、スコップ(移植ごて)が抵抗なくすっと土に入ります。

〇やはりO地の土壌微生物たちが活性化しているようです。冬の間は土が固くなっている感じでしたが、気温の上昇と共に、土壌微生物も活性化しているのでしょう。あんなに優しく柔らかい土に触れると、意識しなくても「ありがとう」という思いが湧いてくるものです。

〇ジャガイモは食物繊維スープの原料にも使うので、種芋30㎏を植える予定です。2~300㎏ぐらいの収穫を見込んでいます。水捌けの悪いN地はまだ畝に水が溜まっていて、手が付けられない状態です。ある程度乾くのを待って、畝の谷を上げ直して排水を図ります。カバークロップのライ麦は過湿に弱くて生育不足ですが、ヘアリーベッチは気温の上昇と共に生育して、畝の表面を覆ってきています。

〇ヘアリーベッチは、ツル性のマメ科植物で、畝の上を覆うはずです。ヘアリーベッチを植えている畝が、主にカボチャ(50株ぐらい)や黒豆などを栽培する予定です。カボチャを植えるところは、自走式草刈機で50センチ幅ぐらいにヘアリーベッチを刈って粉砕して定植し、あとは気温が上がってヘアリーベッチが自然に枯れて草マルチになるのを待つか、待てないようなら時期を見て自走式草刈機で粉砕して草マルチにします。黒豆やトウモロコシも同じようなやり方をするつもりです。

★とうとう鶏小屋が完成しましたよ。ヒナの到着はまだですが、たのしみに待ってます。